Let myself go.

ワタクシ、葵が政治とか色々なコトにツッコミいれてみる不定期更新(多分)毒舌系雑記。

消費税。今、税率を上げるのは愚の骨頂。

2005年02月23日 08時49分41秒 | 経済
衆議院予算委員会が昨日、2005年政府予算案に関する公聴会を開いたそうです。
情報ソース[infoseekニュース 消費税率、最低10%必要 05年度予算案の公聴会で (共同通信)]

ああ、どうせまた竹中かその同類が眠たい事言っちゃってるんだろ…とか思いましたが。
記事を読んだらまさにその通り。
…単純過ぎ。
井堀利宏とかいう東大大学院の人。
経済学研究科の教授らしいですが、
「財政再建のためには消費税率を最低でも10%に引き上げる必要がある」
とか言ってくれちゃいました。
東大大学院の教授も大したコトないんですね。
昨今、カルト経済学が一種のブームのように蔓延していますが…ここまで広がってたのね。
いかつい肩書きを持ってるからといって信用出来るワケじゃない好例。
…やだねぇ。


まず。
そもそも現在の日本は「大不況」の状態です。
政府は上向いてるだ回復傾向だぬかしてますが、んなもんただの詭弁に過ぎません。
多少数字の上で回復してるように見えるのはアメリカと中国の好況のおこぼれにあやかっているだけ。
若しくは相次ぐクビ切りで収益が改善したように見えるだけ。
内需は減り続けています。
その何よりの証拠が個人所得が増えていない事。
景気が上向けば当然給与も上がり、個人所得も増えねばなりません。
それがない。
だから景気は上向いてなんていません。
地方にお住まいの方なら、こんなコト言われずともわかっている、という方も多いでしょうが。
ただし例外も有ります。
死ぬ程の不況ではないところもある。
首都圏の一部と愛知。
北九州もそうかな。
それぞれ商工業の中心、万博と空港とトヨタ、自動車産業…のお蔭です。
局所的に生産設備や人員がよく稼動しているってコト。
ま、あくまでも例外ですが。


消費税は国民の大多数、言い換えれば消費の中心である層を直撃します。
何か物を買う度にかかるんですから。
高所得者なら多少増えても何も感じないでしょう。
が、大半の方はそうはいかないはずです。
「消費税が上がる」
そう考えただけでも、消費意欲がかなり減退される方も多いのではないでしょうかね。
消費の減退は景気を押し下げます。
物が売れなくなれば当然企業収益は悪化、給与減少、消費減少の悪循環に陥るのは必至。
て言うかさ。
税収が足りないなら景気を良くすればいいんです。
好況になれば税率を変えずとも税収は増えるんですから。
今の状態で増税をすれば、前述の通りそれこそドツボにはまりますよ?

増税|`∀´>

税収増加<゜∀゜丶>

消費減退(´・ω・`)

景気下降(;´Д`)

税収減少Σ<`Д´丶>

増税ヽ<#`Д´>ノ

(以下無限ループ)

はっきり言って馬鹿です。
「税収が足りないから税金増やそう」
こんなん、小学生の発想ですよ。
イイ年した、しかも高学歴でとっても優秀な先生様の考えじゃないね。
学生に戻ってケインズの理論と高橋是清の偉業を勉強し直して来い、な感じ。

て言うか最近の日本、おかし過ぎ。
国家防衛に関して、

潜水艦なんて時代遅れの兵器は要らない!ムキー!

とか抜かす様な軍事知識の欠片も無い只のド素人に任せたり。
時代遅れなのは君の頭n(ry
まぁこれは別の機会で書くとして。
何か思考力無くなってますよね。
節約で国家経済が上向く筈無いでしょうが。
経済と家計をいっしょくたに論じるんだから恐ろしい。
マトモなコト言う人はマスコミにはじかれるし。
困ったもんです。