Kurumatabiskyの 野に咲く花に魅せられて Part1

  



     野に咲く花のように風に吹かれて~♪

      晴れた日はフィールドにいます。

ノアサガオ

2018年10月02日 | 房総の野の花山の花
標準和名:ノアサガオ(野朝顔)
別名:オオバアメリカアサガオ(大葉亜米利加朝顔)・ケープタウンアサガオ・イリオモテアサガオ・オーシャンブルー
学名 Ipomoea indica
ヒルガオ科サツマイモ属
亜熱帯原産のつる性の宿根草の帰化植物で花径は10㎝を超えます。
「宿根朝顔オーシャンブルー」「イリオモテアサガオ」の名で流通していますが、野生化して河川の土手数10mにわたり繁茂しマテバシイやアカメガシワなどの樹木を覆い尽くしています。
葉・花冠ともに大きく5月頃から11月頃まで咲き続けます。
オオバアメリカアサガオは宮崎県が外来種のノアサガオから系統別に分類した名称です。

在来種のノアサガオは紀伊半島から沖縄にかけての海岸の草地などに自生する花径6㎝前後の宿根アサガオです。
熱帯地方が原産の園芸種で花径が10㎝前後の大輪種が育苗地からオキナワアサガオとかイリオモテアサガオの名で、原産地からケープタウンアサガオ、また、花色から宿根アサガオ・オーシャンブルー、オキナワアサガオ・オーシャンブルー、イリオモテアサガオ・オーシャンブルーの名で流通しています。
熱帯原産でありながら耐寒性があることから関東以西で逸出して野生化し河川の土手や樹木などを覆いつくしておりこれも標準和名がノアサガオです。
在来種のノアサガオと区分するためこれら園芸種が逸出して帰化した大輪種はオオバアメリカアサガオとしており、帰化したノアサガオの別名としています。
http://aodamo.info/iriomoteasagao.html

外来生物法では
ノアサガオI. indicaは紀伊半島以南に分布するが、園芸品種が各地で逸出(外来系統のノアサガオはオオバアメリカアサガオI. learii として区別する見解がある)。
と記され重点対策外来種に指定されています。






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