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1都3県に緊急事態宣言発令中

2021年01月09日 | 新型コロナウイルス


国内の新たな感染者は7882人、感染者の累計は27万5595人
国内では8日、新たに7882人の感染が確認され過去最多を大幅に更新しました。
これで国内の感染者は27万4883人、クルーズ船乗船者を含む感染者の累計は27万5595人になりました。
また、新たに確認された死亡者は過去最多の78人で、死亡者の累計は3976人になりました。
神奈川県の838人、大阪府654人、埼玉県の496人、千葉県の455人、兵庫県の297人、栃木県の150人、京都府の147人、茨城県の127人、群馬県の100人、静岡県の92人、熊本県の90人、奈良県の56人、三重県の42人、愛媛県の38人、香川県の34人は、1日としてはいずれも過去最多を更新しました。
重傷患者は前日比30人増の826人となり過去最多を更新しました。
1か月前の先月8日と比較すると、入院治療等を要する感染者は2.10倍に、重症患者は1.54倍に増加し、死亡者数を勘案すると医療提供体制はさらにひっ迫し、医療崩壊が既に始まっていると思われます。

都内の新たな感染者は2392人、感染者の累計は7万1182人
東京都では8日、新たに2392人の感染が確認され、7日の2447人に次ぐ過去2番目の多さになりました。
これで都内の感染者の累計は7万1182人となりました。
このうち、10歳未満から30代が1434人で全体のおよそ60%、重症化しやすい60代以上の感染者はおよそ13%の320人です。
また、経路不明の感染者は1645人でおよそ68%です。
なお、新たに確認された死亡者は7人で、死亡者の累計は674人になりました。

新規感染者数の動向


患者と死亡者の動向

国内事例・空港検疫の合計


1都3県に緊急事態宣言再発令
政府は7日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて対策本部の会合を開き、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく「緊急事態宣言」の再発令を決定しました。
東京、神奈川、埼玉、千葉の首都圏1都3県が対象で、期間は8日から2月7日までの1カ月間。経済活動を大幅に制限した前回の宣言とは異なり、感染リスクが高いとされる飲食店を中心に午後8時までの営業時間短縮の要請、午後8時以降不要不急の外出の自粛など対象を限定しました。
諮問委員会の尾身茂会長は、緊急事態宣言の期間が来月7日までの1か月間となっていることについて「1か月の間に感染を下火にして『ステージ3』に近づけるためには、具体的で強く効果的な対策を打つこと、国と自治体が一体感をもって明確なメッセージを打ち出すこと、そして、なるべく早く特措法を改正して経済的支援をしっかりと行うこと、そのうえで国民のさらなる協力を得ることの4つの要件が求められる。1か月間で実現するのはそう簡単ではないが、みんなが頑張れば『ステージ3』に行くことは可能だと思う」と述べました。

政府の限定した不十分な対応では、1ヶ月でステージ3に引き下げることは不可能です。
「年末になぜ出さなかったか!爆発中に出しても手遅れだ」「午後8時までに限定することなく不要不急の外出は全面自粛すべきだ!」「やるなら実効ある強い要請に、休業要請には十分な補償を!」
実効性のある対策を打ち出さないと感染爆発は全国に拡大します。
私は11月中に「Go Toトラベル」「Go Toイート」を停止し、12月初旬に「緊急事態宣言」を再発令していれば、今日のような感染爆発や医療崩壊には至らなかったと思います。
菅首相はじめ政治家は責任を重く受け止め、報酬の半分を返上して、これ以上感染を拡大させないと全力で取り組んで欲しいと思いますが、それだけの覚悟はないんでしょうね。

現実はすでに医療崩壊-日本医師会中川会長
1月6日、日本医師会中川会長が記者会見し、「このたびの緊急事態宣言は1都3県に限定したものですが、今後の感染拡大の状況によっては全国的な発令も考えなければなりません。」
「必要な時に適切な医療を提供できない、適切な医療を受けることができない、これは医療崩壊です。現実はすでに医療崩壊です。」と述べました。

あなたはその外出に命を懸けますか?
【人との接触を8割以上減らさないと感染の拡大は止められない】
「Go Toトラベル」「Go Toイート」を完全停止しない政府の方針に、国民は経営が厳しい旅行関連業や飲食業の支援になればと、旅行や外食を続けています。
報道によれば、緊急事態宣言のときは、人出は7割程度に減少した人出が、12月の感染急拡大で飲食店の時短や不要不急の外出自粛が呼び掛けられても、大都市圏では1~2割程度しか減少していないとのことです。また、街頭インタビューでも、「私は感染しない」「防止対策の飲食店だから大丈夫」「経済を回すための外出」「ワクチンができたから大丈夫」など、危機感がだいぶ薄れて感染が急激に増加しており、東京都のPCR検査では陽性率が8%を超えるなど、首都圏では爆発が始まっています。
最近の分析では、夜の飲食だけでなく昼食など飲酒を伴わない食事での感染も増加し、それが家庭内感染の拡大の要因とする分析がされていますし、繁華街や観光地の人でも増加している所が首都圏に見られます。

現行の国の対応では、人と人の接触を8割減らすことはできませんし、軽症者は原則自宅療養では家庭内感染を防ぐことは不可能です。
居酒屋・レストラン・理美容業など、濃厚接触の機会が多い業種の営業時間の短縮を要請するだけでは、感染の拡大は止められないのです。
緊急事態宣言を出し、休業補償を拡充して、困窮者の生活をしっかりと支え、最前線の医療従事者には働き甲斐が持てる手当を支給し、国民には人と人との接触を8割以上減らすよう感染拡大防止を強力に推し進める方針を打ち出すべきです。

埼玉県の市立介護施設で感染した重症の高齢者が、保健所から入院先確保が困難と施設内で療養中に死亡する事案が発生しています。
感染爆発が全国に波及すれば、国民の命だけでなく終息後の経済を立て直すことすら不可能になります。

最前線で新型コロナと戦う医療関係者支援で、私たちにできることは、「感染しないこと」「感染させないこと」です。
「私たちはもう感染している」と認識して、「不要不急の外出はしないこと」「人と接触しないこと」で、これ以上の感染拡大に歯止めをかけましょう。

最前線で戦っている医療従事者に感謝して、不要不急の外出を自粛しおうちで過ごしましょう。

国内の感染状況



世界の感染者8838万人超え、死亡者は190万人超え
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、世界全体の新型コロナウイルスの感染者の数は日本時間9日午前3時の時点で8838万9886人となりました。
また、死亡者は190万5159人となりました。

国別の感染者は、アメリカが2164万4957人と最も多く、インドが1041万3417人、ブラジルが796万1673人、ロシアが332万1163人、イギリスが296万6203人などとなっています。
また、死亡者も、アメリカが36万6269人と最も多く、ブラジルが20万498人、インドが15万570人、メキシコが13万1031人、イギリスが7万9959人どとなっています。

主な国・地域の感染状況