ヒメジソ-房総丘陵

ヒメジソ（姫紫蘇）
シソ科イヌコウジュ属

北海道から九州にかけての山野に自生する１年草、葉の両縁に４～６対の鋸歯があり上弁の萼片の先は鈍く尖りません。。
同属のイヌコウジュは６～１３対の鋸歯であり上弁の萼片の先は尖ることから写真の植物はヒメジソと同定で来ます。
なお、上部の葉の鋸歯は0～3対のものも多くみられますので、４～６対との固定観念を持たないでいただきたいと思います。
また、もうひとつのポイントは花軸の短毛の量で、ヒメジソには短毛がまばらで少ないのに対しイヌコウジュには密集した短毛が見られます。

ミゾソバ-房総丘陵

ミゾソバ（溝蕎麦）
タデ科タデ属

北海道から九州にかけての河原・湿地・湿原などに自生する一年草で、亜高山である八島湿原にも自生しています。
葉の形から別名を「ウシノヒタイ」といいます。

クマツヅラ-房総丘陵

クマツヅラ（熊葛）
クマツヅラ科クマツヅラ属

本州から九州にかけての山野・農道脇・道端などに生える多年草です。
同属のアレチハナガサやヤナギハナガサとほぼ同じ環境に生えますが、これもヤナギハナガサと同じ場所で撮りました。