尾形修一の紫陽花(あじさい)通信

教員免許更新制に反対して2011年3月、都立高教員を退職。教育や政治、映画や本を中心に思うことを発信していきます。

6・24、国会前

2015年06月25日 00時06分32秒 | 政治
 本来は24日が国会の会期末である。超長期延長が与党によって議決されてしまったけれど。9月27日まで95日の延長というのは、常識外である。検索すればすぐ判るけど、当初は8月上旬まで、その後参議院が8月下旬までを検討していた。安倍首相の「執念」らしき、8月15日の「首相談話」がリアルタイムで国会で追及されないように、その前で閉めちゃうんだという話だった。それも姑息だが、安保法案成立のために時間があったほうがいいということになった。「2カ月ルール」(参議院で2カ月以上たっても議決されない時は、衆議院で3分の2以上で再議決すれば法律が成立する)を使えるようにするということである。それなのに、「野党が慎重審議を要求しているので、長い審議期間が取れるように延長した」とか、ふざけたことを言っている。いや、すごいね。

 でも、これは「国民の反対がここまで追い込んだ」のである。逆説的な意味ではあれ「効果」が上がってきているわけだ。もっとも、法案の成立は直ちに自衛隊が戦争に派遣されることを意味しない。そういう法制度を整備しておくということである。一方、「労働者派遣法の改悪」は、法の成立後ただちに、3年で「派遣切り」にあう派遣労働者が出てこないとは言えない。こっちの方が直ちに生活を変えてしまう可能性がある法案だ。そっちも反対ではあるけれど、国会前に何万の集まらないだろう。そのことに、ちょっと「忸怩(じくじ)たる」気分もある。

 が、まあ当初から呼びかけられてきた「総がかり行動」に出かけてきた。前夜は雨が降って、24日も大雨なら止めようかなといういい加減さなので、周りにちょっと呼びかけたけど、直前になってしまった。結局行けそうな人も行けなかったので、まあ時間通りでなくてもいいかなと思った。でも、3万人という主催者発表で、今までで一番多い。教育基本法改悪や特定秘密保護法の時よりも、明らかに多い。ここまで多いと、現場で人探しは無理。ケータイ電話も通話できない。(留守電も聞けない。要するに周りの音が大きいから。)一緒に行くなら、どこかの駅で待ち合わせるしかないだろう。(ところで、東京メトロもけっこうな臨時増収ではないだろうか。)

 ちょっと疲れてきたので、今日は女子サッカーのワールドカップを見て、それから床屋へ行く。そうすると時間はなくなって、他の映画に間に合わず、フィルムセンターに「人間魚雷回天」を見にいく。これは見てなかったので、初めて見たけど(日本だけでなく、戦争映画に見落としは多い。やっぱりあまり積極的に見たくもないんだなあ。)海軍の特攻兵器の話だから、悲劇的なことは判っている。一度出陣しながら、故障で帰還して上官に疎まれる学徒兵の役をやってる宇津井健の追悼上映である。まだ時間があると思って、神保町へ行って本を見て、共栄堂のカレーを食べて、それから永田町から国会へ。というように、サッカーを見たり、カレーを食べにいくのは、僕にとって国会に行くのとほとんど同レベルのことだと思う。(共栄堂のスマトラカレーは時々無性に食べたくなってしまう。)

 これほど大きな問題になっているのだから、できるだけ一度は見に行くべきだと思う。「参加」というほどの意識ではなくても。今後夜も暑くなってしまうだろうが、まだまだ大丈夫。今日は上弦の月も出ていた。でも、歩道の規制で大回りして皇居前に来たら、一周マラソンしている人が多いのでビックリした。8時過ぎに帰る時もたくさんいた。3枚目の写真で一番左の人がそれ。幟の写真の右上に月がちょっと見えている。
  
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