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好きなことだらけさ…

東京バレエ団「ラ・バヤデール 」全3幕

2017年07月03日 | バレエ

2017年7月2日(日) 開演14:00 東京文化会館 大ホール

古代インドを舞台にしたエキゾチック臭プンプンの「ラ・バヤデール」ですが、
ストーリーがドロドロw
高潔な戦士ソロルを巡って永遠の愛を誓った舞姫と王女の泥試合。
愛するのは舞姫ニキヤのはずが、
王ラジャに認められその信頼に応えたいし、権力の魅力にも抗えない
ソロル。
ニキヤの美しさに圧倒され横恋慕する大僧正ハイ・ブラーミン。
ソロルには恋人がいるのを知りながら、
相手を殺してでも愛を得ようとする王女ガムザッティ。
みなさん結構強気な方々で自己主張するもんだから、
しまいにゃ神が怒って、寺院崩壊全員死亡という実の蓋も無い話。
ニキヤとソロル、魂で出会い結ばれたってねぇwwww

ガラ公演とかでちょくちょく観てたけど、全幕観たのは初です。
東バの「ラ・バヤデール」はマカロワ版。
今回ダニエル・カマルゴが客演するので行って来ました。
整ったお顔としなやかな肉体で戦士ソロル好演。
あの容姿で登場されると女2人が奪い合うのも頷けるw
しっかりした技を披露してて
安定感と大きさを感じさせるパフォーマンス。

演技も頑張ってましたが、もう少し感情が見えるともっといいんですけどね。
まだ若いからいろんな役で来日して頂きたい!!

ニキヤの上野水香、舞姫の衣裳が似合いますね~
彼女はそんなに好きじゃないので、全幕舞台を観たのは初かも。
さすが東バでトップを張ってるだけあるわ~と観てましたが、
影の王国場面でやっぱり、そんなに魅力的に見えないなぁとw
腹だしの舞姫衣裳の時はしなやか加減が強調されてステキだったのに。
(個人的に好みじゃないって事で)

ガムザッティが残念だった~
今日は前日にニキヤを踊った川島さんが踊るはずだったんですが、
怪我のため降板とアナウンス。
代わりに初日に踊った奈良さんがガムザッティ。
これはカマルゴと踊るとちょっと役不足感が。。
一緒に踊ってるカマルゴが遠慮して合わせてるのが見える。
ガムザッティは我の強い王女様のはずなんですが、
奈良さんが踊ると優し気に見えちゃって、ニキヤ殺人計画は立てそうもないw
う~ん、川島さんで観たかったなぁ。

影の王国での群舞はこれぞ東京バレエ団!!
一糸乱れぬ踊りが見応えありました。

〈主なキャスト〉

ニキヤ(神殿の舞姫):上野水香
ソロル(戦士):ダニエル・カマルゴ
ガムザッティ(ラジャの娘):奈良春夏

ハイ・ブラーミン(大僧正):森川茉央
ラジャ(国王):木村和夫
マグダヴェーヤ(苦行僧の長):岡崎隼也
アヤ(ガムザッティの召使):矢島まい
ソロルの友人:和田康佑
ブロンズ像:宮川新大

【第1幕】
侍女たちの踊り(ジャンベの踊り): 二瓶加奈子三雲友里加

パ・ダクシオン:
沖香菜子岸本夏未髙浦由美子中島理子
伝田陽美三雲友里加政本絵美崔 美実
宮川新大ブラウリオ・アルバレス

【第2幕】
影の王国(ヴァリエーション1): 足立真里亜
影の王国(ヴァリエーション2): 伝田陽美
影の王国(ヴァリエーション3): 政本絵美

指揮:ワレリー・オブジャニコフ
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団





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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは(^^) (jun-sweets)
2017-07-03 12:07:23
「ラ・バヤデール」、私が知らないだけで有名なのでしょうね。
愛情と欲が渦巻き、最後には全員死亡ってのはすごいですね。
jun-sweetsさん (kurukuru)
2017-07-04 23:00:14
有名なバレエ演目です。
悲恋ではあるけれど、内容がドロドロだけに
今までそんなに観たいと思わなかったんですよねー。
ダニエル・カマルゴが素敵だったからOKだわww

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