東京都現代美術館で開催されている『特撮博物館』に夏休み最終日の高2の娘と行ってきました。
「エヴァの原点は、ウルトラマンと巨神兵」
「エヴァンゲリオン」シリーズをはじめ、数々の作品でファンを魅了してきた監督・庵野秀明。
その創作活動の原点であり、多大な影響を与えてきたのが、
幼少期からこよなく愛してきた「特撮」でした。
円谷英二が始めた日本の特撮は、精巧なミニチュアで作られた町や山や海を舞台に、
怪獣やヒーローやスーパーマシンたちが活躍し、見る者をワクワクさせてきました。
しかし現在、特撮は、デジタル技術の発展と共に形を変え、
その価値を見直す岐路に立たされていると言えます。
それとともに、特撮の語り部であり、貴重な財産であるミニチュアや小道具などは、
破棄され、あるいは散逸し、失われつつあります。
本展覧会は、特撮のこうした状況を何とかしたいとかねてから考えてきた庵野秀明が、
「館長」となって「博物館」を立ち上げた、というコンセプトのもとで開催します。
会場では、数々の映画・TVで活躍したミニチュアやデザイン画など
さまざまな資料 約500点を一堂に集めて展示し、それらを担ってきた作り手たちの技と魂を伝えます。
そして、日本が世界に誇る映像の「粋」、特撮の魅力に迫ります。
(公式サイトより抜粋)
自分はガチでウルトラマン世代なんですが(庵野監督と同い年だったw)、
もっぱら巨神兵が見たくてせっせと行ってきました。
会場はウルトラマンシリーズやゴジラ、モスラ、ガメラ、
(ゴジラ映画は父に連れられて公開当時何本か観てます。懐かし~。)
マグマ大使、海底軍艦、マイティジャック、日本沈没、大魔神…etc の特撮に使われた
小道具、模型、マスクでいっぱい。
こんなに見せられると60年代~70年代、アニメに夢中になってて
特撮モノはそんなに見てないつもりでしたが、すっかり刷り込まれてるなぁとw
娘の方はこれ知ってる~、これ知らな~い、という状態。
で、お目当てはこれ!!
約9分の作品、いや~なかなか凄いデキでした!!
(犬はちょっと ≧m≦)プッ
CG使わずにここまで再現できるんですね~。
ウルトラマンとか着ぐるみ特撮モノが好きじゃなかったのは、
子供の目にも「作りモノじゃん」としか映らなかったからで
今の技術を使ってここまでの作品を見せられると唸っちゃいますね~。
林原めぐみのナレーションと巨神兵のこの造形で
ヱヴァじゃんと言ってしまえばそれまでですが、
巨神兵あってのヱヴァであり原点って言ってるんだから、そうなんでしょう。
本編を観たあと会場を進むと、制作過程を惜しげもなく公開してました。
これもまた面白く、オッサン達が夢中で作ってるのがなんとも羨ましい。
もう1回本編観たくなりますが、映画のあとは逆行不可ですヽ(´□`。)ノ・゜
特撮スタジオ・ミニチュアステージは撮影可。
入り口の壁にはサインが。
ビルの間を歩くお客さんで大きさが分かりますよね。
熔けるビル群
JR阿佐ヶ谷駅
民家も細部までリアル
屋根の向こうから部屋を覗く娘w
ここは撮影ポイントでみなさん列を作って順番に写真撮ってました。
特撮スタジオショップでクリア・ファイルとポストカードを何枚か買って
海洋堂制作1回500円のガチャガチャ、2回やってきましたw
(カードより、ファイルより高いわ!!)
取ったのは3体デザインのうち、鳥居のある「巨神兵現る」と立ち姿の「焦土」
これはちょっとラッキーだったかも。
そのあとミュージアムショップへ移動したらショップの横、ガラスケースに巨神兵の頭が。
口を開いてビームを発射する頭部ですね。
口の中はグロい!!
ビーム!!!!
庵野巨神兵を堪能した一日でした。
始業式が終わり宿題が終わってない娘。
さあ、地獄の一週間の始まりです…。
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