beatitude

好きなことだらけさ…

『南極料理人』

2009年08月26日 | 映画 邦画

なんか日本人だなぁと思っちゃいました

全員揃って「いただきます!」
おいしいとも何とも言わない。黙々と食べる。

離れている家族に電話をする。
何を話していいか逡巡する。
どうでもいい話ばかりする。相手もいい加減な返事ばかり。
デレデレ子供と話した後「ママに代わって」と言っても
肝心のママは話したくないと電話に出ない。
(洋画なら臆面もなく愛の言葉を囁くでしょうに

このままだと家庭崩壊かというくらいパパの存在は無視され
家族は日本で平和に暮らしてるの図でしたが
帰還シーンではちゃんとみんなパパを待っていました。
ただひとり独身兄やんは彼女にフラレちゃいましたが、次の恋が・・・



堺雅人につられて観に行きましたが、
最近観た映画の中では一番面白かったです。
俳優さんは劇団関係の方々なんですね。
やり取りがなんとも可笑しい。妙にリアルです。
そして料理。実においしそうです。
南極であんなに普通のご飯を食べているんですねぇ。

それにしても食べる楽しみしかない1年間の南極生活・・・オソロシイ。
普通にいられる狭い空間、出かける場所なし、いつも8人。
(広い場所に出るときは完全防備)
日が暮れない毎日と、暮れっぱなしの毎日。
前半はみなさんまだ小ざっぱりしていますが、
後半、当たり前ですが髪はボサボサ、髭ボーボー、
堺雅人も始めは若干太ったのか?と思って観てましたが、
越冬隊帰還のシーンではゲッソリしてました。



こむずかしい「南極越冬隊の真実」みたいなドキュメント番組を見るより
ある意味リアルなんじゃないかと。
何より男8人それぞれの思いが面白いです。

一緒に行った友が「堺と生瀬って『やさぐれぱんだ』じゃん!」
あっ!ホントだ






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