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好きなことだらけさ…

『花吐き乙女 01』

2009年05月30日 | コミック

『花吐き乙女 01』 松田奈緒子

表紙と題名に惹かれて買いました。





花吐き病(嘔吐中枢花被性疾患)
片思いをこじらせて苦しくなると花を吐く病気。
有効な治療法は未だ発見されておらず、
両思いになることによってのみ完治する。


裏表紙にこんな説明が載ってたので
面白い事考えるなぁと思い読んでみました。
中の画は開いた瞬間、失敗したかなと思いましたが、
(こんな感じの絵を描くマンガ家さんいっっぱいいるような・・・
そして読みにくかったり・・・)
意に反してストーリーは面白かったですよ。
読み進むうち、上手いとは言えない絵だけど、勢いはあるなぁと。
荒唐無稽な話なので話に合ってる絵だったのかと。
(イケメン設定の種堂教授がどんどんカッコ良く見えてくる)


1回目は花吐き病が発病してしまう女子高生のエピソードで、
この病気がどんなのかをだいたい説明してます。

2回目からは1回目の冒頭に出てきた
病気を研究しているT(トンデモ)大学アジア民俗文化研究所所長
種堂新教授と助手になる大竹ハジメを中心に
登場人物の恋心が錯綜しながら花を吐きながら、進んで行きます。


気になったのが初っ端に出て1回目の話には
しっかり絡んでいた花吐き娘(霊?)
「どうやら あたしは 死んだらしい 花の盛りに 死んだらしい」
と意味深なセリフをふっておいてその後ほとんど現れない。
5回目でやっと教授と関わり出したので
これからコイツも本題に出てくるのかな。





松田奈緒子の他の作品も読んでみたくなりました。
『100年たったらみんな死ぬ』という題も惹かれますよ。
(題の付け方上手いかも







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