beatitude

好きなことだらけさ…

東京バレエ団創立50周年記念シリーズ『くるみ割り人形』 2回目

2014年12月21日 | バレエ

2014年12月20日(土) 開演14:00 東京文化会館

3公演のうち、東京バレエ団のみのキャストで踊る公演日。
主役は沖香菜子&梅澤紘貴でした。
沖さんはロミジュリで観ていたので、これは大丈夫、とても可愛いクララでした。
小柄な日本人はクララ役がよく似合いますよね。
 どこまで踊ってくれるのか未知数だった梅澤くん、頑張ってました。
そりゃあ昨日のラドメーカーと比べる事は出来ませんが、
素直にスーッと踊ってる感じが好感度上がりますね。
彼の持ち味で踊ってるというか、汗かいていっぱいいっぱいではなかったです。
(汗はかいてましたがw)
難易度の高い技もキメのところはちゃんとやってました。
細い足腰でリフトも頑張りました!!
欲を言えば、もっと王子オーラを出して欲しいなぁ。
どうだっ!!的なところがぜんぜん無いww
優しく微笑んでサラ~って感じ。
あとはパートナーシップかな。ひとりで踊ってるときはいいんですが、
女性と一緒だと、う~ん扱い慣れてないというか、ガンガレ!!

この日は脇の配役も(クララの両親は同じですが)、前日とは違う人が踊ってました。
そして前日より良かった!!
ドロッセルマイヤーは柄本弾くん。これはさすがに木村さんの方がうまかった。
パーティー会場にパッと登場した時のインパクトの与え方が弾くんだとまだまだでした。
ピエロ、コロンビーヌ、ムーア人、まずこの3人が前日よりピシッとしてて良かったです。

前日残念だった2幕の各国の踊りは、ぜんぜん違っていて、
同じ振付なのか?と思ったほどでした。
スペインの木村さんだけは残念ことに、手をついてしまいましたね。
あれはどうしたんでしょう?手をついた後も少しフラついてるように見えましたが。
アラビアの松野くんは関節も柔らかく、雰囲気出してました。
三雲さんも最後まできれいに踊ってました。
ロシアの入戸野くんは見せ場を作ってました。
フランスの杉山くんはロミジュリのベンヴォーリオを思い出しました。
これは前日の岸本くんの方が好みでした。



◆主な配役◆

クララ:沖香菜子
くるみ割り王子:梅澤紘貴

【第1幕】
クララの父:永田雄大
クララの母:高木綾
兄フリッツ:吉川留衣
くるみ割り人形:中村祐司
ドロッセルマイヤー:柄本弾
ピエロ:岸本秀雄
コロンビーヌ:金子仁美
ムーア人:吉田蓮
ねずみの王様:原田祥博

【第2幕】
スペイン:川島麻実子-木村和夫
アラビア:三雲友里加-松野乃知
中国:金子仁美-岡崎隼也
ロシア:伝田陽美-入戸野伊織
フランス:村上美香-河合眞里‐杉山優一
花のワルツ(ソリスト):
渡辺理恵、小川ふみ、二瓶加奈子、崔美実
森川茉央、原田祥博、和田康佑、岸本秀雄

指揮:ワレリー・オブジャニコフ
演奏:シアターオーケストラトーキョー





最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。