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ボリショイ・バレエ in シネマ「ロミオとジュリエット全3幕」

2018年03月02日 | バレエ

水曜日にボリショイの「ロミ&ジュリ」ライブ・ビューイング観てきました。
今までのユーリ・グリゴローヴィチ振付ではなく、
ラトマンスキー振付の改訂版ということで、新しいバージョンです。
舞台美術はリチャード・ハドソン。
イタリアの画家デ・キリコを参考にしたと言ってただけあって、
シンプルなんだけど厚みが感じられる独特な色使い。
衣裳のデザインもその流れに合ってる感じで、肉厚な印象。
自分はシビラのデザインを思い浮かべちゃったけどあれはスペインか。
その重量感のある衣裳を難なく着こなして踊ってるボリショイのダンサー。
いやぁ、濃いお顔に似合ってます!!そして繰り出される数々の技巧。

主役のロミオを踊ったラントラートフを押しのける勢いで踊ってたのが、
マキューシオのイゴール・ツヴィルゴ。
絵画の中でしかお目にかかれないような衣装でバリバリ踊ってましたw
ボリショイのバレエも超絶技巧を披露した直後、
ストーリーぶった切るようにご挨拶~ってのがなくなってますよね。
観てる側としては大変気分がいいです。
ラントラートフロミオ、感情が高ぶると回る回る回るくるくるくるくる~。

全体の流れは他のロミ&ジュリとそんなに違わないけど、
舞踏会で二人が一目惚れする場面が丁寧に表現されてた気がするのと、
クライマックスの墓場シーンがなんとニアミス!!
ジュリエットが死んだと勘違いして毒を煽るロミオは同じだけど、
ロミオがまだ毒で苦しんでる最中にジュリエットお目覚め!にはちょっと驚いた。
一瞬ぱぁーっと喜ぶジュリエット、すぐに状況が分かって泣崩れ
ジュリエットの腕の中で息を引き取るロミオ。
すかさずロミオの短剣で胸を突くジュリエット、という怒涛の流れ。
その後、大公に両家が呼ばれて和解のシーンで幕でした。
一瞬だけど、ロミオとジュリエットがまだ息のあるうちに
お互いを確認するシーンは初めて観た気がします。



〈主なキャスト〉
ジュリエット:エカテリーナ・クリサノワ
ロミオ:ウラディスラフ・ラントラートフ
マキューシオ:イゴール・ツヴィルコ
ベンヴォーリオ:ドミトリー・ドロコフ
ティボルト:ヴィタリー・ビクミティミロフ
ボリショイ・コールド・バレエ

音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
振付:アレクセイ・ラトマンスキー


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