紅楼ん家- kuronchi -

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☆彡 世界の戦場 ☆彡

2011-07-03 00:12:59 | テレビの扉
戦場ジャーナリストとして、一時期日本のメディアに登場していた渡部陽一さんが、自身の体験を基に番組を作った


渡部陽一が撮った! これが世界の戦場だ

その、のんびりとした独特なキャラクターとはうらはらに、緊迫する戦場、社会の裏側を、自分の足で、目で、感じ、伝えてきた。
その素晴らしい行動力を、今日はまざまざと見せ付けられました


確かに世界では今、戦争に怯え、罪のない人たちが犠牲になっているという現状は知っている。
知っているだけで、心にはそれほど深く入り込んでいなかったし、ただ【悲しい現実】として受け止めるしかないのかな、と思っているだけだった。

この番組では、各国の戦場や、社会の裏、人間としての在り方を深く考えさせられた。

中国では、コピー商品が出回っている。
その中でも、携帯電話がすごいらしい。
それも堂々と、街の中でちゃんとしたビル、店を構えて、販売されている。
道行く人の多くも、それを分かって使っている。
そのことに対して尋ねても、悪いことだと思っていない。
むしろ、皆が持っているから
という理由で黙認されている


アメリカでは、地球の裏側に居ながら、アフガニスタンの紛争に使う無人飛行機を、まるでゲームの様に操縦し、時には、爆撃のスイッチを押す。
そして、8時間の勤務を終えると自宅に戻り、普通の生活をしている。


インドでは、代理出産を望む夫婦が多く訪れる。
代理出産をする女性は、半端のない金額が手に入るということで、体を貸す。
もし出産に関して、代理母の体に何かが起こっても、自己責任という、とてもシビアな契約を交わす。
でも、実際に無事に出産を終え、代理出産を望んだ夫婦の元へ赤ちゃんは引き取られていき、関わった人たちは、皆笑顔なのだ。


などなど、スタジオに大勢の子供達を招いて、様々な問題を提起し、渡部さんは世界の実状を伝えてくれた。
真剣に考える子供達の瞳が、すごく印象的だった。

ただひとつ、強く心に残ったのは、渡部さんは決して「日本が正しい」とは言わなかったこと。

世界の国々には、それぞれに文化があり、思想も違う。 生活様式も違えば、価値観も違う。
だからこそ、何が正しいという答えは無い。
無いからこそ、誤解や意見の食い違いが起こり、ひどいときには戦争にまで行ってしまう……
その、越えるには難しすぎる壁を、どうやって乗り越えていくかが、今世界に生き続けている自分たちに課せられた一生の課題なんじゃないかな。

重い話題を語るには、体力も気力も精神力も必要だけど、たまにはこうして皆で考えるのも大切なんだよね。


幸せって、なんなんだろう。


その答えは、番組の一番最後に映った、東日本大震災の被災者の方々の、懸命に、前向きに生きる【笑顔】にあるような気がしました。





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