今日は産卵観察最終日。
だったのですが、ソフトコーラルとコモンサンゴの産卵が今晩も止まらない!むしろ昨日よりも激しい!
19時前から放精が始まり、海は徐々に霧につつまれるように視界が悪くなり、しばらくしてピンクの卵が海中いっぱいになります。
その光景がとても幻想的で美しいのですが、とにかくソフトコーラルのウネタケの卵が多すぎる!
放出される卵が多すぎて、簡単にミドリイシ産卵のフェイク写真が撮れてしまいました。問題ですね。面白いけど。
(注意:この日はミドリイシは1種がわずかに産卵しただけで、この写真のようなミドリイシの大規模産卵は起こっていません。)
コモンサンゴの産卵は昨年と同様にいつまで続くんや!という感じで結局今回はコモンサンゴの産卵の終わりまで見られませんでした。残念なので、可能なら来年に期待。
今回の調査中、数日間にわたって散々写真の子に付きまとわれて、不気味な感じでした。急に手元に現れると流石にドキッとします。
今回の調査期間中は梅雨にも関わらず雨が少なかったのですが、最終日は土砂降りで海も荒れていました。海が荒れるて潮が満ちると、岩場の上り下りが危険でした。
昨年と比較して今年は水温が高く、昨年よりも多くのサンゴ種の産卵が確認できてとてもハッピーでした。
まだ見ぬサンゴの産卵を求めて、今後もどこかで潜り続けたいと改めて思いました。(目崎)