黒部信一のブログ

病気の話、ワクチンの話、病気の予防の話など。ワクチンに批判的な立場です。現代医療にも批判的で、他の医師と違った見解です。

アレルギー疾患の精神神経免疫医学

2022-06-02 10:15:31 | アレルギー疾患の精神身体医学

                              蕁麻疹(じんましん)

  じんましんは、よく見られる病気ですが、他のアレルギー疾患と共に医者の儲けになる病気です。今は、ほとんどの病気が儲けの対象になっていますが、アレルギー疾患はなぜ起きるかが、本人のせいになっていますから。これも「こころ」から来る病気ですから、治すことができます。しかし、ちょっと薬を飲めばよくなるというものではありません。

       じんましん  (蕁麻疹)

 1.じんましんは、アレルギー性の病気で、気管支喘息、花粉症、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎などにかかったことがあるか、家族にあることが多い病気である。

  • 2症状と特徴

 自然に治る病気だから、かゆみ以外は治療の必要はないが、かゆみで悩まされる。

 かゆみで始まり、蚊に刺されたようにプクッと盛り上がり、かゆくてかくと次第に大きく広がっていき、アメーバの偽足のようになる。時間がたつとだんだん小さくなるか、または盛り上がりが低くなり、赤味もしだいにうすくなって消えていく。

できても必ず5~6時間で消える。(これが、じんましんの特徴)

 消えてもすぐ隣にできたりして、1日中どこかにできていて長びく場合や、毎日同じ時間に繰り返し出てくることがある。

◎かくとじんましんが出てくる。だからじんましんのできていない皮膚に字や絵を書くと、その通りにはれてくる。(陽性描画症という。)

 

  • 3.治療

 第一は抗ヒスタミン剤と鎮静剤。第二は食事療法。第三はストレス対策。

 急性期には早いと1晩でおさまり、長いと7日間位続きますから、一応おさまる迄は食事療法をして、薬を飲むことを薦める。

 かゆみは、ぬり薬ではとれず、冷やすと少しは楽になりますが(寒冷じんましんの場合はだめ)、薬を飲まないとおさまらない。

 急性期のかゆみには、ボスミン皮下注射が有効で、30分以内に楽になるが、副作用として心臓がドキドキしてしまうので、こどもかそれが気にならない人しかできない。

 食事療法は、すれば 100%効いてじんましんがおさまる訳ではないが、皮膚が過敏になっているので、皮膚を刺激して、じんましんが長引くのをさけるため、アレルギーを起こしやすい食物(卵、牛乳、青身の魚)や今回原因として疑われる食品などを避ける。(食品着色剤、食品添加物も考えられますが・・)

 丸2日間じんましんが出なければ、食事制限はやめてよいし、薬もやめる。

 日光じんましんには日除けスクリーンを使うしかない。

 軟膏は皮膚のかゆい時にぬるのだが、それ程有効ではなく、ぬると気持ちが落ち着くくらいなので、小さいこどもと欲しい人にだけ出します。

 とりあえず薬は5~7日分出しますから、薬がなくなってもじんましんが続く場合は来て下さい。

 2週間以上長引く場合は、食事療法は中止し、抗アレルギー剤を試みる。抗アレルギー剤は2~4週間続けないと効果が期待できないので、長引く場合に使用する。

 6ケ月以上続く慢性の場合には、食事療法を2週間位続けてみる価値はある。

  • 4.原因(アレルゲン)は

☆原因を探し、分かったら食べないこと。

 原因は、飲食物や薬が大部分ですが、食品添加物や、温熱や寒冷などの物理的刺激、吸入抗原、感染、虫刺されからくることもある。

 慢性じんましんの場合は、ストレスや物理的刺激が誘因になることが多く、なかなか原因を見つけることが難しい。

 1)原因を探す為に、食事日記をつけて下さい。

 じんましんができた第1日目の朝から、じんましんに気付くまでの飲んだり、食べたりしたすべての物を、時間毎にメモしておくこと。何日続いても、初めの1日分でよい。

 次にじんましんができた時にまた食事日記をつけ、共通する食物を探す。1回では偶然があり、2回では可能性が強く、3回では確実になる。

 2)いつも食べているものでも出ることがある。

 ◇同じ食物でも、新鮮だと出にくく、鮮度が落ちていると出やすい。

  例-さばによるじんましんは、とって30分以内に食べるとまずできない。

 ◇同じ食物でも、身体の調子が良いとできず、かぜをひいたり精神的に落ち込んだりして、調子の悪い時にできる。

 ◇原因食品を食べてからじんましんが出来るまでに、早いと20分から2時間位で、(早発反応-これが大部分)、遅いと6~8時間(遅発反応)かかる。まれに24時間以上してから出る(遅延反応)ことがありますが、その場合はまず原因は分からない。

 ◇また初めて食べた時には出ず、2度目から出るか、繰り返し食べている内に、出きる。

 3)物理的刺激によって起きることもある。

 寒冷、温熱、日光、水性、機械的刺激、ストレス等によるものも少なくない。じんましんが出ている時に、きついジーパンをはいたりすると、その刺激で、出ることがある。

  • 5.慢性じんましん

☆3~6ヵ月以上続くものを、慢性じんましんと云います。慢性タイプのじんましんには、物理的刺激やストレスによって起きるものが多い。じんましんが始まった頃にあった、ストレスを探し、それを無くすことが第一。割に長引くじんましんは、かゆみが、それ程ひどくないので、がまんしているとおさまってしまうことが多い。でも繰り返し出る。かゆくなければ、上手につきあって下さい。必ずその内におさまります。もちろんストレスがなくなれば、じんましんが出なくなる。

 ストレスの原因を見つけるのが大変です。子どもは見つけやすいですが、大人は難しいし、それが夫や妻とか両親とか身内だと、判っても解決しません。

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« アトピー性皮膚炎をこころで... | トップ | ウクライナ緊急支援カテリー... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アレルギー疾患の精神身体医学」カテゴリの最新記事