町内会の役員さんがインターホンを鳴らしてる。
急いでサンダルを履こうにも思うよういかない。この頃、こんな事が多くなった。
「スッカリ年齢を取ってしまったな」玄関先までの短いあいだだが自己嫌悪になりそうです。
「お目出とうございます。学区からの長寿のお祝いを届けにうかがいました」
役員さんは何時もにまして明るい声でした。「有り難うございます」こちらも精一杯明るく礼をした。
敬老の日を前に、お目出とうとの言葉と記念品をいただき、有り難い。感謝。
この上は戴いた小さな箱の中に「若さの素」が入っていたら素晴らしいのにとナイモノネダリを夢見る爺である。