†† 虚構の砂漠††  Never knows Best

虚構で彩られた街
今日もこの街は、
刹那の夢を蜃気楼のように漂わす…
あぁ、東京砂漠!

“Tomorrow never knows”

2006年07月20日 22時35分47秒 | テキストのみ
 が異様にキレイな日があったのだが、月がキレイな時は、ようは太陽が沈んでもなお頑張ってるという風に解釈してもいいんだか、どうなのか、バカなので分からないわけであるし、かといって太陽のような人が私のそばにはいるわけで、自分はその人にいつもいつも助けられてるのではないかと思うと、あぁ自分は何もしてなくても人に認めてもらえる月なのだと再認識し、太陽にはなれないし、なりたくはないので、まあ月でいられるのなら月でいいや、みたいな諦めというか、なんなのかを確信しながらも、人の幸せというモノを考えてみると、これまた混沌のようで明白なようで、それは永遠は無いが時間は永遠だというような、まあ答えのでない問題ではあるのだが、此れと言って言えることは、おそらく自分のような人間は完全に発狂してしまうのが一番幸福なのだということは明らかなのである。

 めるの語源は明らかにするのだという、3へぇ程度のことを昔聞いた事があるのだが、それが真実がどうかは私は知らないし、知ろうともおもわないのである、ただ“欲”が全て苦しみの元だということは、おそらく正しい。

“欲”があるから、その“欲”が満たされないことで苦しみが生まれるわけで、例えば食欲が満たされなければ人は苦しむし、こうなりたい、こうでありたい妄想上の自分からかけ離れた自分を目の当たりにすると人は苦しむ。“欲”がまったくの無ならばきっと人は苦しむことも無ければ悲しむ事もなくなる。だがそれでは、幸福も得られなくなる。


『美しい「花」がある、「花」の美しさといふ様なものはない。』


 の太陽のような人ともっとたくさんの時間を持ちたいという“欲”があるから、そうなれない自分に苦しみを覚えるのか、それともそのような“欲”があるからこそ、太陽のような人に逢えるという幸せが生まれるのか、まったくもってまったくもってなのだが、その“欲”を“明らか”にすれば結果的に“諦める”ことになるのか、それともそこに幸せが生まれるのか、それともその幸せさえも、たんなるイミテーションなのか・・・


『雨ニモマケズ 風ニモマケズ 雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ 丈夫ナカラダヲモチ 
欲ハナク 決シテ瞋ラズ イツモシヅカニワラッテヰル』

が、きっと人の根源的な幸せなのだろうという事は事実であるし、モノが豊かになったとて日本人が幸せになったかというと、これは甚だ疑問というか、きっと現代の日本人のほとんどが昔の殿様レベルの生活をしているが、これといって自分は幸せだと公言する人にも会ったことがないわけで、会ったら会ったで妄信的な宗教家であったりネズミに夢中な人であったりするから、本当にそちらの世界に行った方が人の幸せがあるのではないかとさえ思ってしまう有様である。

 まあ、とにかく賢治の域には達せないにしても、ただただ他力で輝いてる美しい月が今日も見れれば、それでよしとさえしてれば、一日いちにちの積み重ねで全ての問題が解決するとは言えないが、お布施をしたりネズミの会員を集めたって年金制度の崩壊は救えないのだから、きっと人は不平等であることにおいては平等なのだという諦めが間違っていないことに確証を持つために今日も寝て起きて寝たりして、けっきょく変な時間に起きて、それはそれで楽しいのだから、交差点で半寝状態でうつ向いてる不審人物を見かけても通報は無用なのであるのだが、それをここでウダウダとキーボドったって一日に20人程度しか見ないことは明らかになってるのだから、諦めて寝る。

たぶん、それが幸せだ・・・


↑ミクシ-に掲載した日記に加筆・修正・誇張を加えただけで
・・・あります!


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ピロウズの名曲「パトリシア」の詩です。
たぶん今の僕の気分をかなり代弁してくれているので・・・


『くしゃくしゃの頭 全然気にしないで 

 シャボン玉飛ばしてる 君は

 近所の子供に この頃人気者

 呼び捨てで 声かけられる

 
 
 のんびりというか なんなのか

 四六時中 うたた寝ばかり

 すべてにマイペースな君が

 僕を一番分かってる 分かってる

 
 
 部屋にいるだけで なんにもない日も

 君となら なぜか幸せ

 
 
「君の誕生日 今年はどこ行こう?」

 はりきってる 僕のこと無視して

 モノマネみたいな 真剣な顔で

「年をとるのは もうやめる」と言った

 髪の毛を切りすぎた時も

「パトリシアみたいでしょ?」なんて

 くじけない そのずうずうしさで

 二人の星は回ってる 回ってる


 
 傘を忘れて 雨に濡れても

 君となら なぜか幸せ


 
 僕らはきっと 誰よりも

 マヌケで最高だよ

 明日はもっと 今日よりも

 楽しい物語のなか 連れてってよ


 
 のんびりと言うか なんなのか

 待ち合わせもまるで守らず

 とにかくマイペースな君が 
 
 僕を一番分かってる 分かってる

 ありのまま 分かってる

 
 
 涙こらえてた 僕の代わりに

 泣き出してくれた あの時から

 歩きづらいほど 風の強い日でも

 君となら 全部幸せ

 
 
 君となら なぜか幸せ

 二人なら いつも幸せ

 つまずいても また大笑い

 君となら 全部幸せさ』

 ~The Pillows「パトリシア」より~


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