珈琲おいしい

日々の日記の予定だったけど最近ゲームコラム風。いまとなってはレゲーレビューブログかな。

産業ロック【素人】

2005-08-29 04:10:57 | 素人視点のゲーム業界
素人なりにゲームの製作について考えてみました。

素人の一般ユーザー的には
たとえば、続編もののシリーズとかを考えたとき
1つの作品を1つのグループが作ってるとか思ってしまうかも
しれないんだけど、実は違うみたい。

というのは、『バイオハザード5』の記事を読んだとき、
「『バイオハザード4』のチームが新しい流れをつくったので
 『バイオハザード5』はその流れを受け継いだ画面になります」
みたいなことが書いてあった。

また、同じような時期に発売された
『ポケットモンスター ルビー・サファイア』と
『ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン』も
別のグループが作っていたそうだ。
確かに画面の構成や、主人公キャラクターなどのつくりが
違ってて、ちょっと違和感あった。

また『ドラクエ』シリーズなんかは、『レベルファイブ』って
会社が実質製作してるらしいし、
『マリオベースボール』も起動時に『namco』って表示される。


要するに、ゲームの「冠」は一緒でも、作ってる人は
全然違うって事だな。
そうだよなぁ、ちょっと考えれば気づきそうなもんだけど
同じシリーズ物でも作品ごとに
「前作のがおもしろかったなぁ」
なんてことはザラにあるんだろうし。

そのイメージが大きいのは『ファイナルファンタジー』シリーズかな。
あれも、PS版以降、ナンバー毎に雰囲気が全然違う。
やってみたいのもあれば、絶対やらないな。ってのもある。
製作者が違うんじゃしょうがないか。


プロデューサーとかがシリーズ通してずっと一緒で、
しかも製作側に厳しいチェックを入れることが出来る!なら、
そんなにゲームの雰囲気は変わらないんだろうケド。

企業として考えれば、まず売れるシリーズは何年かに一本
(下手すると数ヶ月に何本も)の割合で作るんだろうから
同じスタッフをそろえて同時進行ってのはムリなんだろうなぁ。

だとしたらゲームの製作は一連の流れが
システム化されてるわけだな。工場のベルトコンベアのように。

そこで働く人は自分のアイデアを組み込むことは出来るのか?
いやぁ、多分末端やら中間くらいのクリエイターさん達では
それはムリだろう…。
やっぱ、ディレクターやらプロデューサーぐらいじゃないと
なんも言えないんだろうなぁ。

で、そのディレクターやらプロデューサーレベルでも
『ファイナルファンタジー』シリーズぐらいのレベルだと
下手に自分の色を出すことも出来ないんだろうなぁ。

そうやって、続編といわれるビックタイトルのゲームは
生まれるんじゃないか??

そこに出来上がるのは??
有名冠のついた無難なシリーズもの。

そこに愛はあんのかい!

でも、そういうタイトルを出し続けないと会社が大変!
みたいな流れもあるんだろう。多分。

ってことはだよ、
一介のクリエイターが熱意のある企画書なんかを作っても
ゲーム会社で吸い上げてもらうことって出来ないのか?

あ~だから有名プロデューサーなんかは
自由な発想でゲームを作りたくて自社を立ち上げるのか!?
ゲームの製作って大変だなぁ。

あれ?
ゲームって誰が誰のために作ってんだっけ?


ファンが買うものだけ創るもんなのか?
顧客満足度ってどうなってるの?
新規のお客さん取ってこなくてもいいの?

安価な開発費でも楽しいゲームって作れないの?
遊びってアイデア勝負じゃないの?(FF2みたいに)
ゲームって楽しいもんじゃないの?

新しい発想も生まれなくて、
対象のお客さんも決まってる業界って細々としていきそう。

これじゃあ到底トランプには勝てそうに無いな。


と、『asobi project』応募をすっかり忘れてた
管理人のボヤキでした。
パックンロール』って面白いのかな...。

でも、あれだよな。オンラインゲームのβ版作製にあたっての
ユーザーのコメント取り込み。
あれって結構すごいよな。
とも思った。

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