『キャプテン・フィリップス』感想♪

2013-12-02 | か き

★★★★☆ ラストの彼から感じた恐怖だけではない「何か」に胸が震えた~(涙)
トム・ハンクスはやっぱ・・素晴らしい~!

2009年、4日間にわたって海賊の人質となったフィリップ船長の運命と、
アメリカ海軍の救出作戦に対峙する海賊(実はソマリアの貧しい漁師たち)の運命を描いた
スリリングな物語。いや実話です-----------。

 

冒頭の描写でわかることは---
彼ら(ソマリア海賊)が貧しい漁師たちであること。
海賊行為は「何者か」に強要されているということ

彼らのキャプテンであるムセ↓は 英語も堪能・知能も、人柄も優れていたように思う。
フィリップ船長が助かったのもすべて彼のお陰だったかもしれない。
そんな彼がなぜ海賊行為に身を染めなければならなかったのか・・。
それこそが今の「ソマリアの現状」を物語っている様です。
しかし皆がその日の暮らしに追われる中で彼は--金を得てアメリカで暮らしたいと夢見ていた。
しかし成功してもその取り分はわずか・・、失敗すれば彼らを救うものなどいない。
その悲しき現実を--私たちも知る事になるのだ・・

彼らが狙ったのは支援物資を積んだ巨大コンテナ船マークス・ アラバマ号
この船の船長フィリップがレーダーで 彼ら(2隻の船)に気づいた時から・・
ハラハラドキドキ!!まさに息もつかせぬ緊迫の展開へ---。
しかし・・物凄く~~大きなこの船に
なんと本当に小さなボートのような船で挑む彼らの姿に びっくりだ・・・!!

しかしこのアラバマ号。危険な地域を渡航するというのに
武器を1つも積んでいなかいという無謀っぷり・・。
できることは---逃げる&放水することだけ・・・・・。

1度は 船長の機転と的確な指示のもと 右や左へコースを変え 
出力を上げ、無線で敵を欺きながら 逃げおおせたものの・・
結局は彼ら4人(1隻は逃げた)に乗り込まれてしまうことになるのです。

銃を下げ乗り込んでくる彼らをただ見つめるしかできない船長~~。
それを見つめる私たちも彼と同じ気持ちだったに違いないです。怖いよ~!!
「ナンで銃持ってないのよ~!」とまたも心で叫んでしまったよ(苦笑)

ギラギラした瞳をした4人組に乗っ取られたアラバマ号--
皆殺しか==!?と思いきゃ隠れた船員を探す様命じるムセ。
今後は自分がキャプテンだ----。
この時 ムセが何を考えていたのかわからないけれど
結果をみると この行動は彼の--「最大の過ち」になっちゃいましたね~。

ムセを信じ巧みに交渉 誘導を続けるフィリップスさん。
いつ切れるかわかんない奴もいるからハラハラドキドキは止まらずです~。
しかし・・本当のハラハラドキドキは実はここからでした==。

アメリカ海軍に追われた彼らはフィリップス船長を人質にとって逃亡==。
ココからは 海軍との絶望的な戦いを強いられることになった彼らと
 人質となったフィリップス船長の生きるための戦いを見守ることになるのだ・・・。


たった4人を捕えるために--いや、
1人を救うために-------------。

軍はナント 駆逐艦・無人探査機・NAVY SEAL等を総動員~!
もはやパニックに陥った彼らから・どう船長を救うのか==!?_

と思ったけど・やっぱこんなことだったとは~~~(涙)
やりきれない思いは残りましたね~~。

その憤りはもちろん恐怖から解放されたばかりの
船長の中にもあった・・と私は思います。
ラストに船長が漏らした「嗚咽」の中に渦巻く様々な思い---。
それを感じることこそがこの映画の醍醐味なんだと思います。

ただ1人生き残ったムセに同情は禁物なんだろうか・・
ソマリアの一刻も早い平和を祈るばかりです。


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2 コメント

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こんばんは。 (BROOK)
2013-12-20 17:43:52
最後までハラハラドキドキの連続でしたね。
どうなってしまうんだろう…?と何度も思ってしまいました。

事件が解決して一安心。
自分も誘拐されたかのような錯覚に。

トム・ハンクスの演技も素晴らしかったです。
BROOKさんへ (くろねこ)
2014-01-09 14:25:37
本当にどうなるのか--
助かるとわかっていてもハラハラでした。
でもこんな結末になるとは・・・。
本当に切ないばかりです。
彼らへ。軍へ。ソマリアの人々へ--。
言葉にならない思いがすべてトムハンクスのラストの嗚咽に集約されてましたね。素晴らしい演技に・・持っていかれましたよね~~(涙)

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