
★★★ 『オールド・ボーイ』パク・チャヌク監督作品が贈るサスペンス・スリラー
ってことで期待し過ぎたかな。。。
幼い時から「人とは違う何か--」を感じていた少女インディア(ミア)
まさかそれが「こんなこと」とは~~~!!
彼女の誕生日に、父親が事故死。
そこに行方不明だった叔父チャーリー(マシュー)が現れたことで
起こる戦慄と インディアの秘密があきらかになる----。
インディア・・あなたは誰なの・・
「いったい何がおこるんだ==?」
最後までひきつけられはしたけれど・・・
オールドボーイほどのパンチ力はない。
始終無愛想なインディア(ミア)目線で展開してるせいか
全般通して単調で ドキドキ感を感じなかった。
まぁ私が1番残念だったのは・・・
アリスではあんなに美しかったミアが・・
↓画像では美しいニコールが・・
なんだかちっとも綺麗~~と感じなかったことなんだけどね~(涙)
とはいえ。美しさと醜さを対比させる映像や
美しい髪が草原へと変化するシーンなど
独特の映像美に心惹かれる自分はいました。
母と子となった家庭に入り込んでいく叔父チャーリー。
そして次々と 親族が消えはじめる---。
犯人はチャーリー。
ではなぜ彼は彼女達を殺さなくてはならなかったのか?
幼い時彼は 誰もを震撼させるとんもない事件を起こしていた。
彼はその事件により精神病院へ収監されたようだ。
ソレを知る者たちにとって彼はずっと「恐ろしい子」だったのだろう
彼の幼少期の寂しさは想像を絶する--。
彼はホントに生まれついた時からモンスターだったのか?
彼をモンスターにしたものがあったんじゃないか・・
なんて思いもわいてくるけれど・・・
この作品にこれ以上のヒントは見えない・・。
そんな彼がなぜインディアに執着していたのか?
彼の事を明らかに敵視していたインディもまたなぜ
彼に惹きよせられていったのか・・・。
ピアノの連弾とともに描かれるエロチックな2人にゾクッ・・
そこには確かにサイコな力が働いていたのかもしれません。
インディアは確か後に こんなことをいいます。
父は自分の中に「ある衝動が眠っていること」を-知っていたのだろう。
だから自分に狩りや剥製にする楽しみをを教えたのだ・・と。
本当にそうなのか-----
私は絶対そんなはずはないと思いたいんですけどねぇ-----。
だって 親なら--自分の娘が「彼と同じ---」だなんて
思うはずない、思いたくもなかったはずだもん。
父は必ず「彼」がインディアの前に現れることをしっていた・・・。
その時躊躇しない様に銃を持たせていたんじゃないか。
そう すべては---このラストの為に----。
でも結局ソレは彼女に眠る何かをハッキリと目覚めさせてしまったよう。
殺人に--恍惚の表情を浮かべる彼女の姿にはぞ~~。
母を捨て、遂に 禁断の快楽をもとめて走り出した彼女を
天国にいるだろう・彼女が大好きだった父は
きっと悲しい気持ちで見つめていたに違いない---
いやまさか父もその衝動に悩んでいたなんてことはないよね。
私はこんなことが遺伝なんかで
起こるはずはないって思うけど-あるのか===!?
そう思うとやっぱ怖い作品なのかも~~。
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それが今回の物足りなさかも知れませんね。
2013-06-28 01:02:43
リメイクだったのですね~。残念ながらその違いがわかりませんが、どっちが面白いと感じるか勝負!ってのはなかなかキツそうですね~。
私はこの作品に「オールドボーイ」のような「毒」を期待したせいで肩透かし感を感じてしまったようです。
にゃむばななさんのレビューにあるように
「パク・チャヌク監督ならではの独特の世界」に浸るべき作品だったのにね~。そうできなかった自分が残念です~。