
★★★★ 式部の道長への思いは物語の中で
御息所の思いと重なって燃え上がるー!!
美しい映像美とともに・・見応えたっぷりでございましたーー!
「光源氏」は式部にとって藤原道長---?
源氏物語で描かれる「愛を求め彷徨う男(光源氏)の姿に・・」
「女たちの生き様に・・・」式部は何を封じ込めたのでしょうか?
「あさきゆめみし」びいきの私にとっては女性陣のイメージは
ちと違うと感じてしまったけれど
東クン・中谷さんには文句なし。
美しき平安絵巻の風景に・・
斗真くんの美しさに・・・うっとりさせていただきました--
物語と現実を行き来する・窪塚クン演じる安倍 晴明も
この作品をミステリアスなものにしてくれてたと思います♪
「この世をばわが世とぞ思ふ望月の欠けたることもなしと思へば」
----この世は 自分(道長)のためにあるのだ----
こんな歌を詠んだという自信満々男?菅原道長。
彼は様々な策略により栄華を手中にいれたよう。
彼の寵愛を受け「物語」を書き始めた式部ですが・・
彼女には見えていたのでしょう・・
そんな彼にとって自分もまた
彼の道具にすぎないことを---
源氏を思えば思うほど嫉妬の炎に焼かれる御息所-。
その恐ろしくも悲しい姿に思わず涙---
演じる麗奈さん。大迫力。素晴らしいです・・。
物語をこえ彼女の心と式部の心は暴走ーー
1つになって燃え上がっていく・・・
しかし礼節を重んじいつも静かに微笑む式部の中に
そんな感情が渦巻いているなんて・・
一体誰がきづくというのか・・・・。
その姿はここでは登場しないけど槿(あさがお)の君
(源氏をめぐる女の戦いから身を引いた女性)を思わせる。
彼女は源氏を思い続けることで救われるけれど
式部にとってそれは「書くこと」だったのかもしれません。
しかしーーその式部の思いに気付いた男が1人いたのだ・・・
それは陰陽師・安倍 晴明(窪塚洋介)。
そして彼は式部の思いに・・・そっと涙するのだ。
「これほどの思いだったとは・・・・。」と。
なんだか・・それに泣けてしまった・・
彼女が「源氏物語に」込めた思いとは、
「知ってほしかった・・・・」
それだけだったのではないだろうかーー。
自分の思いを・・この時代の女達の思いすべてを---
誰の心も手中にする魅力的な男「光源氏」
しかしその胸中はいつも寂しく・・それを埋める誰かを求めて
彷徨い続け、愛するものを次々と失っていく・・・
「どこまで私を苦しめるのか・・・・」
そううつぶやく源氏に・・
「それがあなた運命・・・」と微笑んだ式部が又美しいこと(苦笑)
それは道長への、いや男たちへの報復・・
なんて思うとちょっと面白いかも----ねっ♪
★あさきゆめみし(源氏物語・相関図)を知りたい方。
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一見そう思える「源氏物語」。
けれど、そこには紫式部の満たされぬ気持ちが込められており、登場する女達も然り…光源氏でさえも「愛」に苦しむ姿が描かれている。
表面上のお話に加え、隠された心も感じさせる上手さゆえ、教科書にも載る名作なのかもしれませんね(^^)。
六条イコール紫式部の深い愛を感じた晴明が立ち去る場面も印象的でした。
危険なのは承知、でも消し去るにはしのびない…。
晴明が除霊しなくてよかったです。
まだまだ源氏物語が続いたんですもの♪。
確かにある程度話を知らないとぱっぱか進んでいきますもんね(苦笑)
ただ源氏物語誕生の謎と銘打ったお話としては、紫式部の恋物語のリンクはなかなか面白かったですし、それを演じる役者も上手かったなと思っています。
私も同じく。
・・ってか、この2人は「あさき・・・に登場してないから???(爆)
物語に作者を投影したと仮定したお話は実際にそうかも?とか思える感じで面白かったですw
東・中谷コンビはぴったりでしたし。
で、生田くんは好みじゃないのだけど、東くんの「私は何をしても許されるのですよ」にはキャ~ってなりました。
ご訪問&TBありがとうございます。
コメント欄無く失礼しておりますが、どうかよろしくお願いします。
生田くん&東くんはぴったりで^^
かっこよく、美しかったです♪
わたしもあさきゆめみしファンだったので、女性陣はん??なところもあったけど、田中麗奈さんの生き霊の演技は恐ろしかったですー><。
目の保養になって、楽しい鑑賞になりましたわ^^
だけって思ってる方多いかもですね、
でもホントはこの時代の女たちの悲しみや源氏の苦しみが描かれてる壮大なお話なんですよねー。
当然ながらソコには作者(式部)の思いもあるわけで、改めてこの作品の面白さを、彼女の凄さを再確認しちゃいましたよ。
御息所は式部?いえいえ彼女はすべての女性の代弁者。晴明とて払えるはずなし!だったのでしょう。ねぇ(笑)
私はこの日本の美しい風景と怨念をー。世界にしらしめてほしいと思いましたが(笑)
確かに話を知らないと危険かもですね~♪
この作品を読んだとき式部はこの時代の女性の代弁者であろうとしているのだろう。と感じましたが当然ながらソコには自分自身もあったはずで。御息所だけでなく他の女性たちの中にも彼女はいるに違いありませんよね。
見る前は違うと感じてた女優さんたちですが皆さんさすがにいい演技でソレを払拭してくれたと思います
ここに作者(式部)が投影されてると思うとまた感慨深いし面白いですね!
私は生田くんにクラクラだったもので・・彼がいった「私は何をしても許されるのですよ」にキャ~でした(笑)
東クンと比べるとまだ青いとは言えそうですが
そこがまたなんともいえずよくって---
源氏の放浪はまだまだこれから。続きが見たいと思いましたー
源氏の話はまだまだこれから。
私ももっと見たいーーと思いました。
とはいえこの先を演じるには斗真君はまだ青いいと言えそう。今回はそれがよかったと思えたけど♪
続編はもうちょっと成長した彼で是非ともお願いしたいです!!
女性陣にはやっぱ「ん?」って思いましたわ。
特に桐壺はアレレ?だったけど真木さんの美しさに斗真君の美しさにはクラクラ。
私も目の保養をさせていただきましたわ--。
思えば思うほど嫉妬に焼かれる御息所。
麗奈さんの狂気と式部の頬笑み・・
どちらもぞーとする美しさ&切なさでございました!!