満足度 ★★★★☆
グラントリノ(愛車)しか愛せなかった男の話かと思ったら・・。
彼は 愛すべき最高にかっこいい、頑固じじぃだった(涙)
妻の葬式にハラだしルックで出席する礼儀しらずの孫娘を筆頭に
財産のことしか頭に無い息子夫婦に 眉をしかめる男。
そこには若者への彼(監督)の思いが隠されているのかもしれない(笑)
いつのまにか様々な人種があふれ様変わりしてしまった街なみ
自分をうざがる子供や孫達を見つめる彼は
周りとも家族とも 距離を置いているよう.
で も孤独を感じさせない骨太なタフガイぶりは
やっぱ渋くてカッコイ~です!
でもこのお隣の「モン族」の大家族としりあったことで
彼の人生が変わり始める・・。この民族ゆかいで優しいんだよね~。
綺麗とは思えない彼女ですが不思議に魅力的♪
彼女におきたことを想像するだけで胸が痛くなってくる。
弟タオくんを「トロ(イ)」なんて呼んじゃうあたり辛らつですが
しだいに2人は「くすっと笑わせる」いい関係に♪
このとこやの頑固親父もゆかい♪
この2人に負けなかったタオ少年に拍手(笑)
しかしそんなみんなの平和をかき乱すチンピラが現れて
彼はこの家族のために立ち向かうことに。
いつしか彼らは彼の中で家族以上のものになっていたのです。
無骨な彼に最高な女!といわしめた妻にもほろっとさせられた。
夫が戦争の痛手に苦しんでいたことを
なくなってまでなんとかしたいと思っていたんですからねぇ。。
彼女のその思いを受け取り、彼に「懺悔(心を開放する)」をさせるために
頑張る若き牧師にも拍手したい・・。
「今どきの若者も捨てたもんじゃない♪」
彼のそんな言葉が聞こえてきそうだ。
彼の人生の締めくくり方は見事だった・・・・!!(涙)
大きな声で称えたい!!
でも・・。
何でコンナヤツらのために・・という思いも残った・・。
コンナヤツラ・・なんでここまでしなきゃつかまらないんだよぉx(泣)
息子達とはうまくいかなかった・・。でもたとえすれ違おうとも
親子ってのはどこかできっと結ばれているって思えました・・。
今だある人種差別の悲しさ。
人を殺めることの罪の重さ。をも・・・。
しっかり感じさせてくれたこの作品・・。
監督クリント・イーストウッド様には
「チェンジリング」同様魅了されてしましまいました!!
彼の姿がまるで・・・神々しく映っていましたね。
たしかに、なぜ?となりますが、
それらを含めた、爽快感のあるラストだったと思います。
TBありがとうございました
イーストウッド演じるウォルトは
誰からも理解されないような気難しい老人でしたが、
彼の心を唯一理解していたのは亡き妻だけだったのでしょうね
あっ
あとは愛犬デイジーくらいだけだったのかも…
ウォルトが最後に取った行動には
彼の余命、彼の責任感、彼の愛情、彼の過去への清算など、
様々な想いが感じられました
タオの従兄であるチンピラは
他の黒人系のチンピラとは違い、
親戚関係である以上、どうやっても逃れる事は出来ないと
ウォルトも分かっていたのでしょうね
「長期刑になる」と警官が言っていた通り、
こんな事でもなければタオたちを守る事は出来なかったと思いますし、
ウォルトの想いを胸に生きてゆくタオやスーは
絶対にウォルトに恥じる事のない強い信念を持った
立派な大人になると思います
それをウォルトも望んでいたわけですから…
そんな妻を世界一素晴らしいと言い切ったウォルトでしたし、素敵な夫婦だったのでしょうね。
奥様が写真でしか登場しなかったのが残念でした。
それにしても素晴らしい作品でしたね(^^)
ずっと愛されていたのね~。
羨ましいな~って感じましたよ。
床屋のシーンもお気に入り♪
あの姿から私たちは各自何らかのメッセージをうけとりましたよね。
辛く衝撃的でもありましたけど。
「悔いなし」と笑ってるような気はしました。
いい作品でしたね(涙)
眉をしかめながらも怒鳴れないのはどこかで
孫にはは嫌われくなかったからかも?(笑)
愛すべき頑固じじぃを見事に演じてくれましたよね。
不器用な彼の愛を感じさせられた
あのラストはほんと衝撃的でした。
おっしゃるとおり彼にとってすべてにかたをつける「落とし前」だったんだと思います・・。
彼の思いはタオばかりでなく、
私たちにも監督の思いとして心に響くメッセージを感じましたよね~!!
彼が「世界一の妻」と言い切ったのは印象的
でしたね~。
何せ口じゃ反対のことしか言わない
頑固じじぃですから(笑)
妻が神父に託した思いを
(彼の背負う十字架をおろさせたかった)
彼は即理解したんでしょうね。
この辺でもう私は一気に彼が好きになりましたね。
切ないけど見事な最後だったと思います。
頬と素晴らしい作品でしたよね!!
ねぇええ。
私もちょっと羨ましかったですわ。
でも一緒にいたときはやっぱ反対のことばっかいってたんでしょうねぇ(笑)
そこに愛を見出してた奥さん。
やっぱ只者じゃないのよ(笑)
床屋のジィさんともあれで仲良しっていうんですからまったく不思議♪
愉快ですよね(あはは)
道中気をつけて帰省してくださいね^^
>「チェンジリング」同様魅了されてしましまいました
全くです。ここ数年の間にイーストウッドが発表してきた作品はどれも素晴らしいものばかりです。一体どれだけの監督が一生のうちにここまで素晴らしい作品を残せるのか。
ただただ感嘆するばかりです。
本当に愛すべき頑固じいさんだったですね♪
ユーモアもあってズシンと投げかけられた感動作でした。
皆さんと同じく、イーストウッドの手腕に感嘆するばかりです。