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英国王のスピーチ

2011-03-09 | 

83回アカデミー賞作品賞を含む主要4部門の受賞作品
★★★☆ 彼の苦悩コレ(映画)以上だったと推測しますー(涙)

アカデミー賞を獲得しながらいつも行く映画館で
上映されてないというビックリ作品。あきらめていたんだけど、
友人のおかげで鑑賞。感謝ですー!

兄が王位を退いた事で 英国王に即位することになった
弟のジョージ。しかし彼は 幼い時から吃音で 演説ができず
苦悩の中にいたのです。
そんな彼が 優しい家族と言語聴覚士ライオネルに支えられ
障害を乗り終えていく物語(現在の女王の父のお話だそうです)

冒頭 大勢の国民が固唾を呑んで見つめる中
スピーチをすることになるジョージさん。
いやーー。コレは怖いわーー!!
異様な緊迫感に押しつぶされそうな彼の思いが伝わってきて
私まで震えちゃいましたわ~!!

しかし・・
言葉が思うように出てこない 
幼い時からこの病のもどかしさに苦しんできた彼は
その時 計り知れない苦悩と戦っていたのだ。

本当なら兄が国王で自分はサポート役立ったのに、
兄の辞任と同時に彼は国王と言う重責を背負い
スピーチからも逃げる事はできなくなってしまったのだ・。

そんな彼に光を与えたのは妻の優しさと
ライオネルとの出会い。
彼のその方法は独特で衝突も多々あるわけですけど
やはり大きかったのは治療に際し彼がジョージと同じ立ち位置で
友人のように話をしたいと望んだ事でしょうね。

平民と王族・・。
ソコにあった大きな壁は 
訓練とともに会話の中で壊れていったようです。

そしてジョージの吃音の原因となったかもしれない
悲しかった思い出を吐き出させる事に成功するライオネル。

ラストでは2人が力を合わせてスピーチを成功させる姿が
そこにはコレ(映画)以上の苦悩や喜びがあったのだろうな・・。
と感じさせられてやはり涙がこぼれました

ハードルを上げてみたせいか高揚感は今ひとつ。
友情も苦悩にも もうう少しきりこんでほしかったし
スピーチ内容にも国王としてのこだわりがみたかった。
とはいえ彼が国民に愛されていた・・というのは納得。
愛の為に王家を捨てた兄エドワード8世(ガイ・ピアース)
の生涯も興味深かったです(映画化が決定しているそうです)


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4 コメント

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おはようございます。 (BROOK)
2011-03-10 06:29:45
淡々と盛り上がっていく感じが良いですね。
ラストのスピーチのシーンでは、
久々に心が震えました。
ベートーベンの曲を使っていたのも良かったと思います。
当時の敵国ドイツの曲を使ったのは、監督の意向のようです。
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BROOKさんへ♪ (くろねこ)
2011-03-10 23:23:11
私もラストのスピーチには
涙があふれちゃいました。
自然に涙がこぼれるってのは久しぶりでした。やっぱいいもんですよねー。
作品賞は納得なんですけど、
こうハードルが上がった中で鑑賞すると
でもなーなんて思ったりするんだから。
人って、いや私ですが最低ですねー
返信する
こんばんはー^^ (みすず)
2011-03-25 23:50:24
とっても良かったですー><。

わたしも人前だとあがるから、ジョージの気持ちわかるわ^^;
それプラス、話せないとなるとそのプレッシャーはかなりなものでしょうね。
ラストは泣けました!
返信する
みすずさんへ♪ (くろねこ)
2011-04-01 19:48:56
お返事遅れてすみませんー。
私もあがっちゃうー。
彼のプレッシャーは凄いものだったろうと思います。
この作品では国民の批判はみえなかったけど
みんな暖かく見守っていたんでしょうかねー?
だとしたらそれもステキなことですよね!
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