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グッド・シェパード

2007-10-27 | く け こ

満足度 ★★★☆
 壮大で見た満足感はあるものの、私には、難解だったぁ  

「いくつ愛を失くせば この国を守れるのか・」
CIAの誕生に関わった1人の男の壮大な人間ドラマ。

 1962年キューバのカストロ政権転覆を狙った上陸作戦が
CIA内部の情報漏れにより失敗した
数日後、指揮官エドワード(マット・デイモン)に
その内通者らしき人物の映し出されたテープが届く。
いったい犯人は誰なのか!?

この犯人探しと平行して、エドワードがCIA諜報部員になっていく若き姿が
フラッシュバックしながら進んでいく。
何度も時代に交錯されると時々頭がこんがらがったりしたけど(笑)
これが適度な緊張感となって・・物語に惹き込まれてしまった

 マットださかったなぁ(笑)アレックも・・・。
ということでスパイ映画でありながらこの作品に華やかさはない。
この二人の関係・スカル&ボーンズの存在。
ユリシースの意味するもの。交錯するCIA・KGB・FBIの関係・・。
アメリカに亡命を求めるソ連のミロノフのエビも・・
私には良く理解できぬまま物語は進んでしまいまったくもって残念無念(涙)

 それでも エドワードがCIAトップに君臨するまでの道のりは
やはり感慨深いものを感じることができました。

親しい人は皆2つの顔をみせ、油断ならず
恩人の教授が国の棄て駒として消される姿を見せ付けられながら・・。
なぜ彼は?
この「誰も信じられない世界」に身をおくことを選んだのだのか・・。
彼が家庭よりも愛よりもCIAへの道を選んだ理由は
 本当に「国のためだった」のでしょうか・・。

わたしはそこに「父のように負けることは出来ない、ひきかえすことはできない」という
彼の焦燥感にもにた思いを感じたのです。
よって彼からは「国の駒」としての悲哀よりもエリートへの執着する悲哀を感じたのでした。

「今日は誰を救っていたの?」
結婚の破綻は彼女の強引な愛情の結果だったとはいえ・
「息子のため(せいで)結婚したと言い放つこの男に
愛があったとは思えず、人間的にも好感がもてず・・。
彼の妻の哀しみのほうに胸をつまらせてしまいましたしねぇ。

しかしそんな彼が。。ラストにむかって意外な一面を見せ始めるのだ。
内通者の犯人模様も いつまでも引っぱり続けるこの展開がどうも妙だと
思ってたらそこには 思いも寄らないドンデ返しが・・・・。
彼は彼なりに・・家族を思っていたことを感じさせるこの展開には
正直呆然でした。オトコってヤツは・・・。 

 遣り方はどうあれ・・。彼が事実息子を家族を救ったことはまちがいない。
 けれどソレを知るものは・・・いない。
 彼はこれからもこうしてずっと 自分のしたことを・・。
 そしてこれかすることを・・。

 すべて自分の胸にしまい永遠に誰にも言うことなく生き続けるのだ・・。
  それが彼の選んだ道


「いくつ愛を失くせば この国を守れるのか・」
 秘密と嘘で固められた男の愛はいつか誰かに 届くことがあるのだろうか・

父の遺書をもっと早く読んでいたら
彼の人生はかわったものになっていたのでしょうかねぇえええ・。

ロバート・デ・ニーロが、監督、製作、出演の3役をこなす。
主演 マット・デイモン・アンジェリーナ・ジョリー

 

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2 コメント

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こんばんは♪ (ミチ)
2007-10-28 23:33:46
できる男だとしてスカウトされたはいいけれど、一生を捧げねばならない仕事にしてはあまりに過酷ですよね。
無表情になっちゃうのもわかるなぁ。
レオ様がオファーされていたそうですが、この役はマットの方があってるような気がしました。
ミチ様♪ (くろねこ)
2007-10-29 00:00:12
こんばんは♪
レオ様だったらもっと老け役が難しかったでしょうね~(笑)
CIAなどと聞くとスパイ映画のようなカッコイー行動を期待してしまいますが、そういった華やかさは
無かったですね~。
この仕事に就いたらみんな
寡黙で無表情にならざる得ないかもですよねぇ・・。

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