地図を楽しむ

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根津神社へ ツツジを見に行きました

2013-04-24 | 散策

根津神社へ ツツジを見に行きました

 

ツツジが見たくて、千葉県野田市の清水公園を予定していましたが、ちょっと遠いので迷っていましたら、テレビで本郷の根津神社が紹介されていたので、天気の合間を縫って見に行きました。

ルートは下の図です。

 

近くの文京学園さんが、記念品に使われた地図帳の表紙に、根津神社の錦絵(浮世絵)を毎年変えて掲載していたので、印象深い神社です。

よくぞ、こんなに根津神社の浮世絵があるものかと驚いていました。

 

先ず、地下鉄南北線で本駒込駅に行き、ここからぶらぶら白山神社に行きました。
 

サイクリングのグループで一度来たことがあります。
アジサイがきれいだそうです。そのうちに・・・・・・。

 

次は、大円寺を訪れました。

 

地形図には高島秋帆の墓(国指定史跡)が記されています。

教育委員会の掲示によると

「・・・幕末の砲術家。アヘン戦争で清国が敗れたことを知り幕府に洋式砲術の採用を建議し、1841年(天保12)武州徳丸原(板橋区高島平あたり)で洋式砲術演習を行った。
翌年、鳥居耀蔵のいわれなき訴えによって投獄され、のち追放に処せられた。
ペリー来航とともに許されて、1857年(安政4)富士見御宝蔵番・兼講武所砲術師範役を命じられた。」とありました。

 

お寺の入口には、八百屋お七を祀る“ほうろく地蔵”が祀られていました。

 

「・・・天和の大火の後、恋仲になった寺小姓恋しさに放火の大罪を犯し、火炙りの刑を受けた“お七”を供養するために建立されたお地蔵様である。・・・」

 

お七は、先の品川宿散策の際、鈴ヶ森刑場で火炙りの刑になったと知りましたが、亡きがらは遠く離れたこの地に葬られたいたのですね。
この土地の八百屋の娘さんだったとか。

 

どうせこの世に生を受けた身なら、お七のような娘さんに思われてみたいと、空想しながら、少しジグザグ歩いて、根津神社の裏門に出ました。

今日のコースは目的地からは逆のコースになりました。

たくさんの屋台店が並んでいました。つつじ祭りのせいでしょうか。

 

さてさて本番のツツジ園へ入場料200円を払って入りました。
大変な人出です。100人や200人ではなく、それ以上です。

 

こんなに大盛況とは知りませんでした。

 

最後に、根津神社にお詣りしました。
  

楼門だけを写真に納めました。ここが最も見応えのある姿のようです。

錦絵もこの門ばかりが描かれていました。

文京学園さんの表紙の中に雪の降り積もった錦絵が記憶に残っていますが、実物も見たいものです。

 

そこから、うねうねと曲がった“へび路”を楽しんで、千代田線の千駄木駅に帰りました。

本日の散歩はこれにてお終い。