地図を楽しむ

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新宿御苑へサクラ見物に

2012-04-04 | 散策

新宿御苑にサクラ見物に行ってきました

 

春一番が吹き荒れた次の日、高校野球決勝戦前に、新宿御苑にサクラ見物に行きました。
 

我が家を、8:30に出たためか、御苑入り口には、早く着きすぎて、付近をしばらく逍遥しました。

9:00開苑、酒の持ち込み禁止とかで、持ち物検査あり。
 

今日の散策コースは地図の赤線です。

 

入口で頂いた説明書を引用すると

「新宿御苑は、徳川の家臣・内藤氏の江戸屋敷の一部がそのルーツと言われています。
明治に入り、農事試験場を経て、明治39年(1906)に皇室の庭園となり、
戦後昭和24年(1949)に国民公園として一般に公開されました。
園内には、フランス式整形庭園、イギリス風景式庭園、そして日本庭園が巧みにデザインされ、
明治を代表する近代西洋庭園と言われています。」
とありました。

先ず、入り口近くのヒマラヤスギですが、
豪快な巨木がサクラなどの花とよく調和していました。

 

そして、ソメイヨシノ。ここでもサクラの代表格で、半分は「染井吉野」です。

しばらく行くと、見事なシダレザクラに出会いました。
まだ、咲き始めたばかりのようでしたが・・・ 
満開の桜もいいが、咲き始めがよりいいですね。
期待感が膨らんで、夢と希望を与えてくれます。 

 

 そして、その先にボケが紅白の花を咲かせていました。
中国原産の落葉低木で、平安時代に渡来したそうです。
小さい瓜のような実をつけることから「木瓜」と名前がついたそうですが、
それを、ボケと読むとは?

私は、梅や桜の咲くころ、それに競うように春先に咲くので、
それを「ボケた奴」と罵倒したのかとと思っていましたが・・・。失礼しました。

 

 

カンヒザクラ 寒緋桜)  バラ科 
旧暦の正月あたりに咲くことからガンジツザクラ(元日桜)と呼ばれるそうです。

早咲きなのとと、下向きに花が咲くことから、交配し園芸品を作っています。
その中でも有名なのが、河津桜’です。

 

ハクモクレン

大きな木でした。コブシと違い花も大きく、大変目立つ花でした。

 

旧御涼亭

水辺の涼を楽しむ歴史建造物です。
昭和天皇の御成婚を記念した建物です。
この建物は本格的中国風建築といわれています。
日本庭園を眺める休憩所として造られていますが、
経年による老化が著しいため、現在は建物は立ち入り禁止です。

昭和3年建築だそうですから、 間もなく100年の建物です。

染井吉野と組み合わせた写真コンテストがあったようです。 

 

陽光櫻
染井吉野を改良してできた花だそうです。
花が赤く派手で、人目を引いていました。 
開花期は一般的な桜より、早く咲きます。
蕾の色は明るく、花は下向きで、 鮮やかなピンク色(緋色)の大輪の花が咲きます。

 

中の池周辺の景色です。
この辺りは日本庭園の中心地です。

 

サンシュユ(山茱萸) ミズキ科 落葉小高木
別名、ハルコガネバナとも呼ばれます。

観賞用として庭木などにも利用されています。
3月から5月にかけ、若葉に先立って鮮黄色の小花を木一面に咲かせます。

 宮崎県の民謡「稗つき節」に

♪ 庭のさんしゅうの木 鳴る鈴かけて 鈴の鳴るときゃ でておじゃれよ・・ ♪
と歌われています。
東京の兄が、酒を飲むと、よく歌っていました。 

 

 
イヌマキ (犬槇)

高木、枝は垂れ下がり、葉は細く細長く先がとがっています。
そろばんの玉になる木だそうです。

 

ギンヨウヒマラヤ  マツ科
葉が銀白色に光り、目を引きました。 

その他、いろいろな花が数限りなくあります。

今日はこの辺で、終わり。