玄倉川の岸辺

悪行に報いがあるとは限りませんが、愚行の報いから逃れるのは難しいようです

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あの人を見た

2007年04月14日 | テレビ鑑賞記
創価学会の池田大作名誉会長が自ら「庶民の王者」と名乗った由。

asahi.com:温家宝首相が創価学会の池田大作名誉会長と会談
 中国の温家宝(ウェン・チア・パオ)首相は12日、創価学会の池田大作名誉会長と東京都内のホテルで会談し、日中関係について意見交換した。約30分の会談のうち冒頭5分間が報道陣に公開された。池田氏がこうした形で要人との会談を公にするのは異例だ。

 池田氏は「閣下、光栄です。うれしいです。政治家でなくて庶民の王者と会ってください。庶民は大事です」と話しながら首相と握手。首相の国会演説を「不滅の名演説だった」とたたえた上で、「氷を溶かす旅は大成功」と評価した。

当然のごとく2ちゃんねるで批判されている。

  痛いニュース(ノ∀`):【温家宝首相】 創価学会の池田大作氏 「閣下、光栄です。庶民の王者と会ってくださって」…会談で挨拶

はてなブックマークでも。

とりあえず創価学会批判、池田大作批判はおいといて、この稿では池田氏がどういうつもりで「王者」という言葉を使ったのか想像してみる。
もしかしたら彼は自分は庶民の"champion"(チャンピオン)だと言いたかったのかもしれない。

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チャンピオンを辞書で引くと

 チャンピオン。この言葉を聞いて、私たちが真っ先に思い浮かべるのは「優勝者」でしょう。言うまでもなく、この場合の優勝者は、「スポーツにおける、いちばん上位の勝者」を意味します。

 例えば、ボクシングのチャンピオンがそうです。また、毎年1月の最終日曜日に行われるアメリカ最大のスポーツ・イベント「スーパーボール」での勝者は、アメリカンフットボールのチャンピオンです。野球のワールドシリーズは、その年のメジャーリーグのチャンピオンを決める試合です。

 ところが、このように日常的に使われ、私たちにとって馴染みの深いチャンピオンという言葉には、実はもう一つ大事な意味があるのです。それは、(人・主義・主張の)「擁護者、代弁者、戦士、闘士、勇者」(小学館プログレッシブ英和辞典より)というものです。

 後者の意味で使われるチャンピオンにまつわるエピソードを一つご紹介しましょう。それはアメリカ・カルフォルニア州知事選での出来事です。候補者のアーノルド・シュワルツェネッガー氏の過去のセクハラ疑惑が浮上。彼がどう反論するのか、選挙民の注目を集めていました。彼は、アッサリとその事実を認め、こうみんなに誓ったのです。

 「自分は確かに間違いを犯した。これからは、女性の『チャンピオン』として一生懸命働きたいと思う」。

 そのとき、日本のテレビでは、「チャンピオン」は「チャンピオン」のまま、カタカナのテロップ(サブタイトル)が流されました。そのテレビ番組を見た人も多いでしょう。ご覧になった瞬間、「?」と疑問に思われたのではないでしょうか。「なぜシュワちゃんが、わざわざ『チャンピオン』と言ったのだろうか?」と、奇異に思われた人もいたでしょう。

 そのときの彼は、自分はこれから「女性の擁護者となる」と話した、というのが本当のところなのです。このチャンピオンという言葉の意味を知らない多くの日本人はそのとき、彼の真意を正しく理解することができなかったわけです…。

たしか高校生のころ何かの本の中で「民主主義のチャンピオン」という表現を見て「民主主義の優勝者? …どういう意味だろう」と首をひねった覚えがある。英和辞典を引いてやっと意味を理解したものの、「なんでこんな気取った書き方するんだ」とちょっぴりムカついたものだ。

新聞や雑誌のスポーツ記事などで「2006年F1王者・アロンソ」とか「平成18年のプロ野球覇者・日本ハム」という表現をよく見る。
池田氏が"champion"を「優勝者」と覚えていた場合、優勝者が「王者」「覇者」に入れ変わってしまうことも充分ありそうだ。
もし池田氏が自分のことを「庶民のチャンピオンだ、擁護者だ」と言ったなら、巨大宗教団体の長の発言としてそれほどおかしくない。
だとすれば「王者」という言葉尻をとらえて池田氏を批判するのは行き過ぎかもしれない。


…と、ここまで書いてきて言うのもなんだが、私自身は「王者」発言をそのまま池田氏の本音と受け取りたい。
柳沢厚労相の「産む機械」とは違って、池田氏は(今のところ)失言と認めてはいないのだから。

池田氏の動く姿をテレビのニュースで見るのは初めてのような気がする。
異様な存在感と顔の巨大さがやけに印象的だった。
なにより驚いたのは「風の谷のナウシカ」(原作マンガ)に登場する「ヴ王」そっくりだったこと。
つい
 「王位にしがみつく老いた醜い化け物め それほど執着する王位なら 血まみれのわが手で ひきむしってやる」
というクシャナのモノローグが頭に浮かんだ(3巻 p23)。

創価王国にはトルメキアの三王子のように池田氏にへつらう幹部はたくさんいそうだが、果たしてクシャナのように廉潔で剛毅な人がいるのだろうか。

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2 コメント

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みんなのアイドル (安部奈亮)
2007-04-14 22:45:58
黒柳徹子さんと池田会長はもしかしたら既にテレビの中にしか存在しないヴァーチャル映像になっているのかも、と本気で考えたことがあります(笑)

そういやあぬらりひょんも、頼まれもしないのに妖怪代表を自称していましたな。
妖怪の国 (玄倉川)
2007-04-15 19:24:14
岸信介とかダリとか岡本太郎とか水木しげるとか、妖怪っぽい人の姿をテレビで見たことはありますけれど、池田大作からはもっと違う何かを感じました。

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