モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

【238冊目】イシューからはじめよ 知的生産の「シンプルな本質」


kurogenkokuです。
238冊目は・・・。



イシューからはじめよ 知的生産の「シンプルな本質」
安宅和人 著 英知出版

ロジカル本、フレームワーク本はこれまでいろいろ読みました。
本書がいいところはフレームワークそのものの解説本ではないところです。イシュー、すなわち「本当に解くべき問題」を設定することが特に重要。
フレームワーク系の本になじんでいる方もそうでない方もおススメできる良書じゃないかなと感じました。


ところで本書の中で「なるほど」と思うところがありました。

「分析とは何か」ということです。
コンサルタントにとって「分析」は、あるべき方向性を見出すために必要不可欠なステップです。
でも「分析とは何か」ということについてこれまで深く考えたことはありませんでした。

著者はそれを見事に一言で表現しています。

「分析とは比較すること」

内部環境、外部環境・・・。
そこから強み、弱み、機会、脅威を導き出すといっても、結局何かと比較しないと本当に正しいかどうかわからない。
ですから「分析=比較」とした著者の主張に思わず首を縦に振りました。


【目次】
はじめに 優れた知的生産に共通すること
序 章  この本の考え方―脱「犬の道」
第1章  イシュードリブン―「解く」前に「見極める」
第2章  仮説ドリブン(1)―イシューを分解し、ストーリーラインを組み立てる
第3章  仮説ドリブン(2)―ストーリーを絵コンテにする
第4章  アウトプットドリブン―実際の分析を進める
第5章  メッセージドリブン―「伝えるもの」をまとめる
おわりに 「毎日の小さな成功」からはじめよう

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