金鎌獲得！～ついでにクエスト編～

ラーニングのお手伝い先で、突然クエストをやることになりました('Д')ノ


※今回は、激しくネタバレなので、ストーリーを楽しみたい方にはお薦め出来ません。


"使える金鎌"【ペルデュシックル】のお試しも兼ねて参加した、LSの青魔セリさんのラーニング・ツアーが終わった頃、同じく参加していた赤魔バゥさんに・・・

「そういえばクロボン、『空知らぬ雨』のクエストは終わったの？」

と、突然聞かれました。

『空知らぬ雨』・・・？(´・ω・｀)はて？

ああ・・・そういえば、昨年ボクが復帰した頃、途中まで進めていたクエストに、そんなタイトルのものがありましたっけΣ( ゜Д゜)

戦闘を伴なうクエストなのですが、黒魔ソロではちょっとキツイ・・・ということで、半年以上も放置していたものです(´Д｀；)ヾ

そういえば、その戦闘ポイント???が、カダーバの浮沼で最後に大ガエルを倒したすぐ近く(K-8)にあったのでした。


その内容は、確か・・・




最初に話しかけるのは、ナシュモ北門(H-6)にいるFhe MaksojhaというNPCの猫さんなんですが、実際の依頼者はワダイラ(Wadayra)という板東英二似のオバサンです。

このオバサン、家出した自分の息子(アグディーン)をカダーバの浮沼まで探しに行こうとしているのですが、北門をガードしている猫さんに止められて押し問答の真っ最中でした。

なにしろカダーバには、チゴーやミイラ、果ては人の死体を操るラミアといった危険な化け物がウヨウヨしていますからねぇ・・・

それでもオバサンは、孟母ならぬ親バカな猛母(猛烈な母)といった感じで、「カダーバの浮沼は危険だから」と止めてくれている猫さんの尻尾を今にも引っこ抜かんばかりの勢いです。
(；＾ω＾)

結局、冒険者であるボクが、オバサンの代わりにアグディーンを探しに行く事になったのですが・・・

ところがそのアグディーン、そんなオバサンの心配をよそに、沼の畔(ほとり)で知り合った謎の美女バスィーマとの甘い恋に落ちていたのでした。

アグディーンの話を聞いてみると、「お前のことは全部母さんに任せておけばいいんだよ」という猛母の束縛から逃れたくて、こんなカダーバの浮沼辺りまで家出してきたのだとか。

あんなオバサンに甘やかされて育っただけあって、少々頼りなさげなアグディーンでしたが、バスィーマは、そんな彼の話を静かに聞いてくれ、そして優しく受け止めてくれたのでした。


そりゃまぁ、惚れちまうのも仕方ないね

母親とちゃんと話し合って、今の自分の気持ちをわかってもらうようにと、アグディーンを説得し、励ます謎の美女バスィーマ。

「アグディーン。貴方は自分が思ってるほど、弱い人じゃないわ。大丈夫、今の貴方なら、きっとできる」

その上、自分もついてきてくれるという・・・

なんという、出来た娘さんなのでしょう(｀；ω；´)

ボクはアグディーンから、「母さんがバスィーマに手荒な真似をしないよう見張ってて欲しい・・・」と頼まれました。

案の定・・・息子と再会した猛母は、アグディーンから「結婚したい」と紹介されたバスィーマに向かって「泥棒猫」だの「胡散臭い女」だのの、言いたい放題(；´Д｀)

ところがバスィーマも、「私は、本気で彼のことを想っています！遊びなんかじゃ、決してありません・・・！」と、一歩も退きません。

早くも、嫁姑戦争勃発！といった展開です(；´∀｀)…ウワァ…


こんな坂東英二顔で凄まれちゃったらねぇ・・・

そんな中、臭いに敏感なキキルンたちが、バスィーマを取り囲んで騒ぎ始めました。

「あなた、においするネ！「らみあ」のにおい、するうル！」

「・・・ん？なんて、ここに、らみあ、いるるる？」

「にげて、にげて！はやくー！したいにされて、らみあに、あやつられうー！」

困惑する一同・・・その時、ガードの猫さんが・・・！

「きゃっ！か、彼女さん、あ、あ、足、足が・・・」


彼女さんは、ラミアだったのです

「ア、アグディーン・・・ごめんなさい！！」

逃げるように、浮き沼に走り去るバスィーマ。

猫さんは、アグディーンに向かって語ります。

「ラミアの魅力に溺れてしまった人は、彼女のために喜んで生ける屍になろうとするんだって。お兄さん、騙されていたんだよ。この人たちが探しに来てくれていなかったら、今頃は・・・」

それでも、あの優しいバスィーマが「僕を騙していたなんて・・・」と、とても信じられない様子のアグディーン。

「僕は、彼女と・・・彼女ともう一度、話をしてくる！」

と、バスィーマを追って、浮沼へ駆け出して行ってしまいました。

「今戻ったら、今度こそ殺されちゃうよ～！」

と、猫さん。

「あの子を追っておくれ！これが息子との別れなんて嫌だ！頼む、お願いだよ・・・早く！早く！！」


・・・という猛母の願いを、ボクは半年以上も放置していたわけですな(*´∀`)アハハ


LSの仲間たちに促されて、ボクは大ガエルと戦っていた所のすぐそばにある???(K-8)を調べました。


バスィーマの黒幕登場

現われたのは、ラミア27号(Lamia No.27)とお供のミイラ(Moshdahn)の２体。

バスィーマから、邪魔が入って失敗した・・・との報告を受けています。

「成ル程。沼ヲ離レテハ、マヤカシノ姿モ通ジヌ、カ・・・」

やはりバスィーマは、ラミアとしてアグディーンを狙っていたのでしょうか？

しかしそこに、バスィーマの後を追ってきたアグディーンが登場。

「バスィーマ！」

「アグディーン！？なぜ・・・」

その様子を見ていたラミア27号は、バスィーマにアグディーンを殺すよう命じます。

そしてバスィーマは、ついにその正体を現しました。

ボスのラミア27号と同じく、恐ろしげなラミアの姿です。

しかしアグディーンは、その姿に怯むことなく・・・

「僕は、君と一緒にいたい。君と生きていきたい。今でも、そう、思っている」

と、バスィーマに訴えます。

「ねえ、僕と一緒に行こう、バスィーマ」

沈黙するバスィーマ・・・

「マッタク、女々シイ態度ガ、気ニ入ラナイネエ・・・！！」

ラミア27号がそう吐き捨てると、お供のミイラがアグディーンに斬りかかりました！

「う、うわあああああ！」


「逃ゲテ・・・、早ク！」

アグディーンをかばい、傷付くバスィーマ。

「ど、どうして・・・！」

そんなバスィーマに向かって、「浮世ニ惑ワサレタカ・・・ラミアノ恥メ」と罵りかけるラミア27号が、ついに拳を振り上げます。

「裏切リ者ニ、永遠ノ眠リヲ！」


さて、ここからは戦闘モードになります('Д')ノ


カダーバの浮沼(K-8)の???を調べて上記のイベントを見た後、もう一度同じ???をタゲると、その場にラミア27号(Lamia No.27)とミイラ(Moshdahn)が現われて、戦闘状態に入ります。

問題はここで、これがためにボクは、これまでソロでの挑戦を躊躇(ためら)ってきたのです。

なぜなら、『暁の再会』クエストの様にバトルフィールドではなく、その場にNMが現われる形式なので、周囲で普通にLv上げなどをしているPTを巻き込む恐れがあったから。

実際、ラミア27号の範囲魅了は、PT以外の無関係な人まで魅了されるそうです。

確実に、しかも速攻で倒せる確信が無ければ、やはり挑戦し難いクエストでしたね。

でも、今回のこの顔ぶれ(忍コ赤青黒)なら大丈夫！

ボクは、自信満々でこの戦いに臨むことが出来ました(´∀`)

さて、ここでは倒すべきNMが２体(ラミア＆ミイラ)登場します。

まずは、どちらか一体を寝かせましょう。

ボクたちは、ミイラから先に倒すため、ラミア27号に寝てもらうことにしました。

これは、バゥさん(赤75)の【スリプル】で、ぐっすりとお休みいただけました。

黒/白でも、印付きなら寝てくれるそうです。

ラミア27号の動きが止まったところで、ボクには【バースト２】を撃つよう指示がありました。

ということは、どうやら精霊攻撃は有効なようです。

でりゃ！ヽ( ｀Д´)ノバースト２！



つか、効き過ぎだろう・・・

一瞬バグかとも思いましたが、どうやらマジだったようで、ボクに向けられていたミイラのタゲがしばらく離れず、殴られまくって死にかけていました・・・(｀；ω；´)


でりゃ！ヽ( ｀∀´)ノそれでも懲りずにサンダー４！

これも、数字上では考えられないダメージが出ましたが、ミイラ男は、これでTHE END。

次は、頃合いよく目を覚ましてくれたラミア27号です。

このラミアは黒魔道士ですので、ガ系や睡眠系の攻撃をしてきます。

【サイレス】は効きませんので、ガ系がきたら即【スタン】で対処しましょう。


どこのラミアも手こずらせてくれる・・・

ところが、その【スタン】のリキャスト中に、ラミアの範囲魅了技【ベリーダンス】が来てしまいました( *゜д゜)アッ

範囲から外れていたのは、バゥさんだけ・・・


いや、ワザとじゃないんらよ？ヾ(o゜ω゜o)ノ゛

ボクたちとラミア27号は、まるで10年前から同じLSで頑張ってきた仲間みたいな足並みの良さで、バゥさんを集中攻撃！

束の間の、愉しい時間を共に過ごす事が出来ました(´∀`)

魅了から覚めてみると、足元にはバゥさんの死体が・・・

え～い！バゥさんの屍を越えてゆけ～い！！ヽ(；｀∀´)ノ


でりゃ！ヽ( ｀∀´)ノ トドメのフリーズ２！

これで、NMは２体とも倒しました。


今回、お話のラストはあえて書きません。

これは出来たら、やはり自分の目で確かめていただきたいからです。


愛し合う恋人たちの運命は・・・

ちなみに、「空知らぬ雨」というのは、空が知らない雨・・・つまり「涙」の事だそうです。

常々どういう意味なんだろうと疑問に思っていたのですが、調べてみたらあるもので、ネット上の慣用句辞典に載っていました。

ついでに言うと、「空知らぬ雪」というのもあって、これは風に舞う桜などの花びらの事をいうのだそうです。


出会いの場所に立つ二人・・・

イベントが終わったら、再びナシュモに戻り、最初にクエストを受けた北門(H-6)の猫さんFhe Maksojhaに話しかけます。

すると、報酬として【アトルガン黄金貨】が３枚ももらえましたよ。

皆さんも是非、『空知らぬ雨』やってみてくださいね。


何となく切ない気分になったところで、もうちょっと余韻に浸っていたかったんですが、ここでサンさんから、突然の依頼が・・・


余韻に浸らず、沼に浸る

それは、空の神殿(ル・アビタウ)に湧くウリクミ(Ullikummi)というNMを、このメンバーで倒したい・・・と、いうものでしたΣ(゜Д゜)

ツアーは、まだ終わっていなかったのです。

ウリクミは、ゴーレムのNMなのですが、四大神獣の一つ『白虎(Byakko)』のトリガー【秋石】を落とします。

ウリクミについては、以前にも空活動のエントリーで何度かご紹介させていますが・・・

参照：闘いの狭間に

ボクが空活動に参加していた頃は、業者も含めた取り合いが酷く、とてもこんな少人数で行ける所だとは思えませんでした。

ところが、実際に行ってみると、ボクら以外に誰一人見かけることもなく、サンさんもアッサリとウリクミを湧かせていました。

変われば、変わるものですねぇ(´・ω・｀)

セリさんは、青魔から得意の黒魔にジョブチェンジしての参加。

ボクと二人で、ウリクミのHP削りに頑張りましたヽ(｀Д´)ノ


実は、結構お手軽なNMだったウリクミさん


そんなこんなで、長かった金鎌ツアーもようやく終わりましたヽ(´ー｀)ノ

とはいえ、後半、金鎌は全く関係なかったですが・・・


これからは、金鎌背負ってヴァナを駈ける！

まぁ・・・また、いずれ活躍の機会もあることでしょうて(*´ω｀)