今年一番の寒い朝になりました。
11月12日、青嶺中1年生のおはなしどんぐりの様子です。
この学年は伊万里市で家読が始まった時がちょうどぴかぴかの小学校1年生でした。
子どもたちの視線の先で7年間の積み重ねがわかりますね。
今年一番の寒い朝になりました。
11月12日、青嶺中1年生のおはなしどんぐりの様子です。
この学年は伊万里市で家読が始まった時がちょうどぴかぴかの小学校1年生でした。
子どもたちの視線の先で7年間の積み重ねがわかりますね。
●「家プロ絵本棚」は、全国各地で「家読」を推進している家読推進プロジェクト(略称:家プロ)の
メンバーたちが、最近読んで感銘を受けた絵本を「家読おすすめ絵本」として紹介するコーナー
です。
「一冊の絵本との出会いは人生の宝もの」になるはずです。
ぜひ皆様も心温まるすてきな絵本と出会われますように願っています。
伊万里市のホームページに掲載されている塚部市長の雑感をご紹介します。
「ダモイ遥かに」を読まれての感想を綴られたものです。
家読を推奨されているだけに素晴らしい文章です。
この1冊の紹介文は、名文としてこれから長く多くの方に読み継がれていくと思います。
また、この本は家読推進プロジェクト代表・佐川二亮氏が企画・刊行されたものです。
市長雑感(第224号) ダモイ遥かに |
ダモイ遥かに 「朝の読書」推進運動や、家庭で大人も子どもも一緒に本を楽しむ大切さを訴えておられる「家読(うちどく)」の仕掛け人でもある佐川二亮さんから一冊の本が送られてきました。『ダモイ遥かに』(著者は辺見じゅん) という本です。 『日本とソ連が戦争状態を終結したのが、1956年の日ソ共同宣言であるので、この時正式に日本人抑留者の全員釈放が決まり、戦後12年経って生き残った日本人は、ようやく最後の引き揚げ船、興安丸に乗りナホトカ港を離れ、日本に向かった。 この小説の中で、興味深かったのはシベリアから日本に手紙を出すけれども音信不通の状態が続き、これは実はロシア側が双方の手紙などを途中で没収していたことが判明し、何としても家族にシベリアで生きていることを伝えたいために、思いついたことが、日本に渡るシベリアの鶴の脚や体の一部に小さな紙片を巻きつけたことです。 歴史に埋もれたシベリア抑留の事実の渾身の書き下ろし小説を読んで、戦争というものがいろんな形で大きな犠牲を生む産物であり、何物にも代えがたい代償であることを痛切に感じました。
平成20年5月 伊万里市長 塚 部 芳 和
『ダモイ遥かに』著者:辺見じゅん、発行者:佐川二亮
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