栗太郎のブログ

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湖北・若狭 ホトケさまに出会う旅(15) 彦根城

2012-02-04 22:44:23 | 見聞記 箱根以西

みっともないことに、9月の旅の見聞記は、まだ終わっていない。
ただ単に、僕のモチベーションが上がらないだけなのだが。
3日間の旅のうち、2日で(14)まで進むほどのハイペースなのだから、終盤バテるのもしょうがないかも知れない。
だけど、なかなか最終3日目に進まないのは、先日読んだ『花の生涯』のせいもあるのだ。
これが期待したほど面白くなかった。小説としても二流だった。
だから彦根の語り口は、ノリが悪いのです。

ともかく、その3日目の朝。
宿を出てまっ先に駐車場に車を停め、入場時間前にお堀の周りを散策する。

 井伊直弼の銅像

 「花の生涯」の記念碑

僕が地元民なら、あれでは満足できないが。


北側の運動場まで歩いてみると、お城がよく見えた。




いよいよ開場、お城に到着。




足元から見上げる天守もまた格別。





本丸からの天守。
金色の配色が控え目でありながら、黒地によく映える。やはり、そこに気品ある佇まいを感じる。




天守に登り、最上階から佐和山を望み手を合わせる。
やはり、彦根に来てここを拝まねば、なぜか礼を失する思いがするのだ。




本丸の広場の岩陰に腰掛けて、下書きを描いた数枚の絵ハガキの色付けを始めた。




すると、急に賑やかになった周囲。
どうやら、ひこにゃんのおでましらしい。
(↓人混みの左端あたりに、赤い兜とずんぐりの白い胴体をした物体が、ちらりと写っているでしょう。)




喧騒をよそに、絵を仕上げる。








もう一枚、今度はスケッチブックに天守閣。(こちらは帰宅後に仕上げましたが。)




有名な天秤櫓。
たしか、ここで戦国大名の甲冑展みたいなものをやってましたね。覗いてみても、昔の血は騒ぎませんでした。




彦根城博物館をさらりと見て、表門橋までくると、なんだか如何わしい風体の奴が・・・。
ついつい、押し倒してバタバタする様をみたくなるのは僕だけでしょうか?




あ、どうやら、その向こうの土手の上に仲間の鉄砲隊が居並んでいました。
しばらくすると、火縄銃の模擬演習が始まりました。
その轟音に観衆はどよめき、驚いた赤子は大泣きでした。




このあと、土産物屋が軒を連ねる街並みで、昼過ぎくらいまでのんびりしました。
まあ、彦根はこんな感じでした。


(つづく)



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