アウトドアが好きな喜寿を迎えた元気な爺さん、略して「アド爺」の独り言

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堤防用のキス竿を自作してみた 長尺・先調子

2020年09月09日 | 海釣り
 今年は海況が悪く、近場でキスが釣れない。投釣り竿は遠投は出来るが硬めなのでキスの掛かり具合の感度が今一。堤防では限られた狭い海域の釣りなのでチョイ投げで繊細さを必要とするような気がしている。保有の磯竿を使って堤防用のキス竿を自作してみた。


 作業開始
磯竿は2号で長さ430cmを流用する。主な材料や工具はFRPロッドの穂先、サンドペーパー。
先ず磯竿のガイド類を外し、購入したFRP穂先に交換する準備をする。トップガイドの外し方はトップガイドをプライヤー等で挟み、穂先との接合部を炙って接着剤が柔らかくなった所を見計らって引き抜く。


 FRP穂先のチェック
ガイド類はそのまま流用するが、ガイド類の間隔が不揃いになっていた。


 先端の硬さ調整
キス釣り用の竿はほぼ先調子の様なので、自分好みの曲がり具合になるようサンドペーパーで削り出す。先端は曲がり具合、太さを勘案して適宜切断。


 ガイドの調整
今回流用で間に合わないトップガイドと3番目のガイドを購入。FRP穂先にガイド類を差し込んでみると間隔が不揃い。3番目のガイドが適正位置になるようペーパーで削り出すが、ガイドが定位置にしっかり止まる事、投げた時に道糸類の衝撃で緩まない様にするのがポイント。


 FRP穂先と磯竿2番との調整
磯竿2番にFRP穂先を差込んでみると重複部が長かった。その部分をペーパーで削るが、FRP側に目印を付け、重複の長を確認しながら思った所に行く迄繰り返す。


 穂先のガイド位置
何となくそれなりになった。


 収まり具合
今までの磯竿の収まり具合と同じになる。竿の長さはチョイ投げには長尺風の385cm、想定に近いものとなった。

 あとは実釣して必要に応じ微調整、塗装して完成。購入品の費用は¥1000弱。
保有する堤防用のキス竿は300cmだが、これで堤防でキスの居場所を探る範囲が感度良く拡がると期待している。
コメント
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