ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

「使いこなす」と「日常使い」の差

2018年09月26日 01時59分59秒 | owarai
ヨーロッパでは、陸続きでどの
国の女性も決して、ルイ・ヴィ
トンやエルメスのようなブラン
ドのバックを持って平気で電車

に乗るような危険なことはしま
せん。「このバックはとても高価
なものですよ」

「私はそういうクラスの人間で
すよ」と、わざわざ知らせるよ
うなものです。

芸能人のジミー・大西さんがス
ペインの生活で外出は、ビニー
ル袋をバックの代わりにして
身を防いだ程です。

そもそも高級ブランドのバック
を持つような家柄の女性は、も
ともとラッシューアワーの電車
に乗りません。

山手線で、ブランドバックを持
って乗るアジア人を欧米人は
奇異に感じています。

一流品は使いこなしてこそ身に
つき、その良さを知ることがで
きますが、大切なのはTPOな
のです。

一流品とは、買う時にその人の
人となりが厳しく問われるだけ
ではありません。

使う時にも、当然「物に見合
った」使い方が求められるの
です。少なくとも満員電車や
バスの中でもみくちゃにされ
るのが似合うわけがありませ
ん。

一つ一つ命を吹き込むように
丁寧に時間をかけて作り上げ
た一流の職人さんたちに対し
て、とてもひどいことだと思
うのです。

ブランド物というのは、手入
れ次第では一生持っていられ
るものです。

外出先から戻ったらすぐに
柔らかい布でから拭きし、
一日使ったら最低でも一日
休ませる。そうして慈しみ
つつ長く大切に使う。

それがブランドとの正しい
つき合い方なのです。

まだ精神的にも時間的にも
そのようなゆとりのない方
は、若いパリジェンヌのよ
うに最初からブランド物との
距離を置くのが賢明ではない
でしょうか。

ブランドに頼らず自由な発想
のファッションで冒険する、
それは若さの特権でもあるの
ですから。


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