ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

「乳がんと診断され・・・」ブリュー・ミュージアム 軽井沢/佐久:ヤナギダ店長コラム

2016年06月02日 05時33分33秒 | owarai
【コラム:】
“心の身じたく”はできている


四十六歳になる婦人が乳ガンと
診断され、
しかも手遅れで、あと数か月の
命と宣告された。

婦人は、父親の故郷である山口
に旅し、旅から戻ると、大学生
と中学生の二人の息子に向けて
自分の生い立ちや生き方などを

書き綴った。そして、母親がい
なくなっても困らないようにと、
息子たちに料理を教えた。

「交通事故で突然死ぬことを考
えれば、むしろありがたい。や
るべきことをすませられるのだ
から」と、

気丈に自宅で闘病生活を送った。
最期の一ケ月は、美しい母親と
しての思いでを残したいから
日々衰える姿を見せたくないと、

息子たちの病室への入室を禁止
した。

やがて婦人は亡くなり、地元紙
の広告欄には、訃報とともに
「この度、私は病気により急ぎ
旅立つことになりました。

・・・お世話になりまました
皆様に、心からお礼を申し上
げお別れをしたいと思います」

という自筆のお別れの言葉が
掲載された。

誰にも死は訪れます。取り乱
していたずらに時を過ごすの
ではなく、死をきちっと見据
え、

自分はこれだけのことをした
と胸を張れるように、今を
しっかりと生きたいものです。


野沢93番地十二町
ぴんころ地蔵通側
~柳田二助商店~
℡0267-62-0220

『創業121年』

母がのこした”壮絶な愛” 北海道の行方不明の男のが早く見つかりますように。

2016年06月02日 05時05分55秒 | owarai

「母がのこした”壮絶な愛”」
アーカイブス編。

作家の西村滋さんは、母の
恩についてこう語っている。

「優しかった母が結核に
罹って隔離された。大人たち
は近寄らないようにと言うが、
幼時のことで母恋しさに近寄
ると、

母は私を見るなり罵声を浴び
せ、コップやお盆などを手当
たり次第にぶつけてくる。

顔は青く、髪を振り乱して
荒れ狂う姿は、鬼としか思え
ず、次第に母を憎悪するよう
になった。

いつか、ぐれて少年院にいた。
そのときに、昔の家政婦さん
が来て告げた。

『私はもっとあの子に憎まれ
たい。私はあと一年か二年の
命です。あの子は幼くして母
を失うのです。

幼い子が母と別れて悲しがる
のは、優しく愛された記憶が
あるからで、憎らしい母親な
ら死んでも悲しまないでしょ
う。

夫もまだ若いから、新しい
お母さんが来るでしょう。

その方に可愛がってもらう
ためにも、死んだ母親なんか
憎ませておうほうが、あの子
のためです』と。

それを聞いて、私は立ち直る
ことができた」

なんと壮絶な母の愛ではあり
ませんか。

お金とか土地とか家などは、
残してもかえってためにな
りません。

自分のつらさを隠して無償
の慈しみと愛の強さを痛感
しました。

北海道 七飯(ななえ)町の
山中で行方不明の小学2年生
の男の子が一刻も早く見つかり
ますように・・・・。