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『燦』あさのあつこ

2015-09-17 22:33:41 | 本のこと

 

「風のように走り、鷹を自在に操る、尋常でない力を持つ〈神波の一族〉の生き残りの少年・燦
城主の二男に仕える剣の使い手・伊月。
燦が刺客として城主を襲ったことから、2人の運命が交わり始める。」

燦と伊月と田鶴藩の藩主となった圭寿
3人をとりまく政と神波の宿命

最初に図書館で3冊まとめて借りたときは
3巻で完結してるかと思って
残り3冊をあわてて借りに行ったら
まだ文庫書きおろしで続刊中とは。
未完の小説に手だしちゃいかんね。
そういえば、あさのあつこさんは『No.6』もそうだったっけ。

1.風の刃(2011年4月10日発売)
2.光の刃(2011年12月10日発売)
3.土の刃(2012年7月10日発売)
4.炎の刃(2013年6月10日発売)
5.氷の刃(2014年7月10日発売)
6.花の刃(2015年5月10日発売)

この調子だと続きが読めるのは1年後か?!

圭寿の執政はどうなるのか
田鶴藩の民は豊かになるのか
儀作者になるのが夢だった圭寿の作品のゆくえは?
夭逝した圭寿の兄の側室静門院のねらいは?
闇神波に狙われる伊月と燦はどうなっちゃうの?
と、この先話がふくらんでどこまで続くのかなー

年齢設定がよく分からないけど、
脳内キャスティングは、

風のように剣をさばく燦が佐藤健
圭寿に忠誠をつくす伊月は窪田正孝
圭寿は岡田将生
なんてどうだろう。
女たちがまるで浮かばないー

 

燦 1 風の刃 (文春文庫)
 
文藝春秋
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