9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
原因といえるかどうか分かりませんが。 (中川 貴)
2004-09-06 14:19:05
本当かどうかわかりませんが、

昔、足の骨は跳んだり走ったりして骨の端に適当な圧力がかかると、

圧電効果によって骨の細胞が増殖して成長するという説を読んだことがあります。



今の子供たちは家の周りで鬼ごっこなど走り回る遊びをする機会が少なくなっている

のは事実でしょう。

そのため足の成長が悪くなっているのかも知れません。

そのことがジベタリアン文化と胴長短足の共通の要因かも知れない、

と、ふと思いました。



子供たちには走り回れる環境を与えてあげたいものです。



--

〒811-0295福岡市東区和白東3-30-1

福岡工業大学情報工学部

情報システム工学科

中川 貴(なかがわ たかし)

Tel.092-606-4995

Fax.092-606-0754



返信する
胴長短足の若者…こんな説も。 (Unknown)
2004-09-06 15:00:55
栗野様



 こんにちは。今回の「雑感」、私も高校3年生と中学2年生の息子を持つ父親の視点から、身長の割に足の短い若者が増えている現象を興味深く観察しておりました。

 それで、下の息子が所属しているサッカー部の顧問教諭から、「長身・短足の若者」に関してなかなか理に適っている説を聞いたものですからメールいたします。



 最近のスポーツ医学の分野では、「大腿骨と腓骨・頸骨の長さは、中足骨と指骨の成長率と相対関係を保つように出来ている」という説が有力視されているそうです。早いハナシ、足の指が成長しやすい環境を整えてやれば脛と腿の骨は長くなり、逆に足の指の成長を抑制すると、足の骨の成長速度が頸椎や脊柱の成長に追いつかず、身長の割に短足になってしまう…ということらしいですね。

 これは、人間がバランスを保ちながら二足歩行するための“自衛能力”とのこと。足が長くなることで重心が高い位置にいき、歩行バランスが悪化するのを防ぐために、指を長くして足の裏の踏ん張り面積をより大きくするように、健康な人体は自身の骨格を“サイズ調整”する能力があるのだそうです。



 ところが、最近の日本の子供たちは裸足で走り回る機会が非常に少ない。加えて、極めてフィット性の高い高価な靴を幼少期から買い与えられている。そのフィット性の高さが、子供の足の指の成長を阻害するケースが非常に多いのだそうです。結果、身長の割に足の骨が成長していない子供が増えている…とのこと。

 では、欧米人の場合はどうなのかと言いますと、日本人と比較して欧米人の足は、舟状骨・距骨・立方骨(足の甲からくるぶしあたりにかけての骨)が平均的に長い構造になっていて、足の裏全体の踏ん張り面積を、指よりも土踏まずから踵の前あたりにかけての長さで稼ぐような形状になっているのだそうです。ここ十数年で長身化してきた民族と、数百年前から平均して長身だった民族との肉体的な差なのでしょうね。



 以下、親バカ談ではありますが(笑)、私の息子2人はおかげさまで、身長176~7cmとそこそこ長身で、足もバランス良く長い。そして、彼らの足の指を改めて見てみると、なるほど(私の足と比較して)指が異常に長い。靴のサイズを尋ねると、どちらも28.5cm(サッカー用スパイクは29cmだとか)と、これまた異常にデカい。

 私たちの世代で靴のサイズが28cmとか29cmなんて言うと、そりゃどんな巨人だ!?

と恐れ入ってしまいそうですが、最近の中学・高校生は、女子でも25.5cm~26cmの靴を履く子が少しも珍しくないそうです。



 そんなこんなで、スポーツ医学的視点から見た長身・短足の理由。栗野さんがおっしゃる「地に足をつけ頑張って生活している親世代と、太く短く今の楽しみだけを追求している若者世代」説ほどの含蓄はありませんが、雑感の肥やしにでもしていただければ幸いです。



_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

_/ ほり編集事務所

_/ 堀 達哉

_/ MAIL1: horihen-fukuoka@nifty.com

_/ MAIL2:horryfye@aol.com

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

返信する
地べたに座る若者も大地からエネルギーを得るため? (相川 清)
2004-09-07 14:00:00
今回の胴長短足の話しで、最後の文章を見て感じました。



 最近、よくコンビニの前の地べたに座り、コンビニのおにぎりを食べたり、ビールやジュースを飲んでいる若者を良く見かけます。(中には食べ散らかしている若者もいます)

それに対する大人達の反応は、決まって「最近の若い者はそんなとこに座って食べて!!」とか「親の顔が見てみたい!」などと頭で思いながら、無視して通り過ぎたり、批判するのがほとんどだと思います。



しかし、昔を振り返ってみると、昔の子供は野山や田んぼや畑を駆け回って、疲れたら座り込んで、近くの柿やミカンやスイカを戴いて(盗んで)、適当に食べて、そのあたりにポイと捨てていた記憶はありませんか?



これは、子供の遊びや生活環境を大人が勝手に変えた結果であり、野山や田んぼや畑→コンビニなど柿やミカンやスイカ→コンビニのおにぎり、ジュース に変わっただけのように感じます。



人間、特に子供は大地からのパワーやエネルギーを素足から吸収して、いろんな人間的なパワーを身に付けると言われるのを聞いた事が有ります。昔は野山や原っぱを駆け回り、そのパワーを吸収し、親の背中を見ていれば、しっかりした大人に成長していった。

 しかし、現代は大地のエネルギーを吸収する場所が都会ではなくなり、親の愛情の量だけが子供の成長を左右する大きな要素になってしまった。



コンビニの前の地べたに座る若者は、その大地のエネルギーや愛情を本能的に得たいために場所を問わず、座るようになったのではないでしょうか。



そう考えれば、地べたに座る若者に腹も立たないし、何とかしなければと思う気持ちだけが沸いてくるように思います。



本題の胴長短足は、大地に極力近づき、エネルギーを得たいという本能の表れではないでしょうか。



㈱富士経営 相川 清



返信する
農耕民族として当然の変化? (高山裕明 (プランナー))
2004-09-09 09:51:03
日本人と欧米人の体の差異のひとつに、農耕民族と狩猟民族の食生活の違いから来る腸の長さ、つまり日本人は腸が長い、ということがよく言われます。

人間の体の大きさや特徴は、遺伝的要素と環境要因によって大きく変化します。

要はその影響の度合いですが、個人差はあるにせよ、欧米型の食生活に変わったからといって、日本人全てが即座に欧米人と同じような体形になるわけではありません。今まで腸が長いという特徴を持っていた日本人が、ハンバーガーを多少多く食べるようになったからといって、急に腸が短くなることはないでしょう。

栗野さんのおっしゃるように、「肉食中心という食生活も、腰掛けるという足を圧迫しない生活」は、日本人の身長を伸ばすことには寄与しましたが、「足の長さとは関係なかった」ということで間違いないと思います。

で、なぜ若い方が「胴長短足」かという話になるのですが、私は、日本人の遺伝子にプログラムされた「長い腸を収めるスペースの確保のため」と考えます。

食生活や生活スタイルの変化により、日本人も身長が伸びやすい環境を得たわけですよね。で、その大きくなった体を維持するためには、今まで以上にじゅうぶんな栄養を摂取することが必要となります。したがって、腸の長さが必要→「胴長」という遺伝的要素が強く関与したのではないでしょうか。

足が長いということは、「足が早い」という特長につながることが予想されます。足が長いことは、狩猟民族にとって生き残るために多少は有利であることが考えられます。

しかし農耕民族にとって足が長いことは、あまりメリットが考えられません。足が長すぎると、畑仕事がつらそうですよね。

つまり、体が大きくなった日本人にとって「胴長」であるメリットのほうが「足長」のメリットを上回っているので、日本人の若者の体形は「胴長短足」が主流なのではないでしょうか。

以上、シロートの勝手な推測でございました。

返信する
なるほどね~。 (栗野 良)
2004-09-10 00:01:44
 なるほど・・・。

皆さんからそれぞれ寄せられたコメントを見て感心しました。

 堀さんのスポーツ医学分野からの考察には納得しました。そうですよね、一見背が高く見えても足が小さいのにヒップが上だとバランスが悪く転けますよね。

 それを避けるためにヒップの位置が下で胴長短足になっていたんですね。

足(指)の発達が悪いということはやはり運動不足、楽をして歩かなくなったからだと思います。

 一時期はいろいろ揶揄された中高年ですが、最近はいろんな所で見直されていると思いませんか。

 中高年はもっと胸を張っていいと思います。

足の長さだっていまの若者よりは長いのですから。ま、飽くまで比率の問題ですが。

 ところで、胴長短足が顕著になった年齢はいつ頃かという質問を受けました。

 統計学者ではないので定かではありませんが、胴長短足が目に付きだしたのは年齢でいえば30代半ば以下だと思います。

 それ以上の年齢の人は、仮に若者から胴長短足と言われても、胸を張って言い返して下さい。あなたには勝っている、と。(笑)
返信する
お聞きしたいです (通りすがりの若者)
2014-04-22 09:26:39
偶然この記事を目にした者です。僕も読みながら一緒に考えることができ、とても面白い記事だと思いました。

ですが、最後の最後で急な若者批判し出したなっていう印象をぬぐい切れません。批判すること自体をとやかく言っているのではないです。ですが、するのであれば、それだけの根拠を示すべきじゃないかなと思うのです。僕が意図を読み切れなかったこともあるとは思いますが、噛み付きついでに最後の文章の根拠をもうちょっと分かりやすく教えていただけたら嬉しく思います。急なコメント失礼しました。
返信する
Unknown (通りすがり)
2016-01-29 07:40:12
約12世紀より前のEUはサツマイモが収穫できるほど温暖で身長がそれほど高くありませんでした
寒冷地なので体が大きく身長が高いバイキングが、オランダやフランスやイギリスを次々に征服して貴族になりました
一般のイギリス人女性の身長は、それほど高くありません
ツングース起源の韓国人みたいに食糧事情が悪かった寒冷地起源の人種は体を大きくできないので、体温を逃がさないように脚や首が短く、胴体が長くなります
返信する
Unknown (うんちーこんぐ)
2019-10-20 14:58:36
え、、、
最近の若者はどんどん脚が長くなってきているって言いますけどね?
テレビとかネットとか。。。実際渋谷とか歩いてても脚長い子ばっかりで、昔のバブル時代とかで歩いてる人は胴長短足ばっかりだったよ。
返信する
たしかに言えるかもしれません (昭和後半生まれのオジサン)
2022-05-27 19:40:48
身長、脚の長さに関しての意見、私も、同感に感じることが良くあります。
私は、前のオリンピックの後の60年代後半生まれですが、高校生だった80年代後半には、平均身長より少し高い程度でした。毎年1センチぐらいづつ平均身長が伸びて行けば、自分の後輩たちは、限界はあるとしても、みんな180センチぐらいになるのではないかと思っていましたが、最近は、非常に背の高い子と、小柄な子のギャップが大きい感じもします。ちょうど平均身長ぐらいで、スタイルもプロポーションもバランスが取れた感じの子が自分の世代より少なくなった感じがします。

脚長に関しても、同感に思うことが多いですね。私は、ほぼ平均身長ですが、ズボンの股下が採寸で80センチと言われました。足の底まで炒れると82~83センチぐらいかもしれませんが、身長170センチとすると、5割弱、48%位になるみたいです。

最近は、180センチ、190センチぐらいの若者も珍しくなくなりましたが、身長190センチで脚長が身長の半分弱だとすると、95センチ弱ぐらいになると思いますが、駅などで一緒に歩いている高身長の若者の脚長が、私と大して変わらないことが多い感じがします。10センチ違えば、計測しなくても目視で分かると思いますが、私と頭一つ違って、見上げるような若者が、平均身長のオジサンと大して脚長が違わないというのは、やはり胴長短足ということかもしれません。高身長だと、何を着ても似合ったり、バレーやバスケなど身長が必要なスポーツでも、上達しやすくて羨ましいと思いますが、意外とスタイルが悪い高身長の若者が多い感じがします。最近は、すっかり定着した韓流スターも、180センチ以上あって、スラリとした美少年が多いですが、やはり脚長が短い感じがします。こういうことを書くと、最近の若者からは、嫌われてしまうかもしれませんが、栗野さまも、せっかく身長も伸びたのだから、次世代がスタイルも良くなってほしいという思いで、この記事を書かれたのではないかと思います。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。