じゅんしるばぁ残日録―古希過ぎてⅣ

富山県高岡市二上山麓の陋屋に棲む
元社交ダンサーじゅん爺の日記です

34年前のマスコミの狂騒

2019年02月17日 05時33分04秒 | 日記

おはようございます。じゅんGです。

 

テレビのワイドショーが、引きも切らず池江選手の話題を垂れ流しています。

じゅんは、1985年のちょうど今頃、マスコミが大騒ぎして追いかけまわした事件を思い出しました。

 

夏目雅子は、1985年2月急性骨髄性白血病で信濃町の慶応病院に入院。約7ヶ月の闘病生活ののち、9月に27歳にて逝去。(ブログ(考へる足」より)

 

夏目雅子さんの死については

一昨年の11月5日【考へる足「美女と俳句」】に書きましたので興味のある方はどうぞ_(._.)_

 

https://blog.goo.ne.jp/akichi_2022/e/a91daf0b289b4753375ea7ff6590a2ae

 

伊集院静『大人の流儀』の第5弾【追いかけるけるな「悲しみには必ず終りがやって来る」】から

 

……

私はこの時の事故(御巣鷹山日航機墜落)のことを病院の待合室のテレビで知った。

 病室からテレビを出していた。

 当時のテレビのワイドショーは、芸能ニュースで芸能レポーターが報道の自由と称して好き勝手な報道をしていた。

 妻はテレビを観るのが好きだったから、治療の入院とはいえ、過酷な化学療法がない時は時間をもてあました。

 今、思い出しても、白血病という病気は奇妙(表現が適切ではなかろうが)な病気だった。治療以外の時間、病室で休んでいる時は、端で見ていて、健常者と何ひとつかわらない。正常ではない白血球が増えて来るまで何もわからないし、本当に病気なのか、と思ってしまうこともあった。同時に、次の朝、目覚めると、奇跡が起きていて、医師も驚嘆する結果が出て、退院し、外を走り出すのではと思ったりした。

 それは逆に表に病魔の気配があらわれない分だけ不気味であった。

 今は、三十年前に比べると、血液の病気の治療は格段に良くなっている。

 友人の、渡辺謙さんの活躍を見てもらえればわかる。

〝白血病〟イコール〝死〟という言葉は、医師も、当事者も使わないし、生存率は、当時とは比較にならない。

 三十年前は違っていた。

……

 

新聞テレビ週刊誌には、池江璃花子さんを静かにしておいてあげることを望むだけです。

 

池江選手の一日もを早い回復を祈ります<m(__)m>


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (キラキラ星)
2019-02-20 05:17:47
報道という名の暴力?

インテリヤクザ?

追っかける事もっとあるだろう
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矛先 (じゅん爺)
2019-02-20 05:56:58
キラキラ星様
昨日から堀ちえみに矛先が向かったよーです
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