KURC「今日の国分和三盆」

アンプラグドの利を活かし、アコースティックスタイルで何か事を起こそうとする企画集団・KURCの国分和三盆のブログです。

今日の2017ベストアルバム

2018年01月04日 | 今日の国分和三盆
今回もこの年1更新ブログの季節がやってきました。年々確実に新譜や新しいアーティストの作品はなくなって来ていますが、このランキングが2017年の空気を記したなんらかの記録、または今後の皆様の音楽生活のなんらかの参考になれば幸いです。

「2017ベストアルバム」解説
(ランク付けは特に無し、順不同で紹介します)

・BARBEE BOYS「eeney meeney barbee moe」
正月にバービーボーイズブームが来るのがここ数年のルーティーンで、車の中ではかなりヘビロテでバービーが流れていた。昔は地味だなと思っていたこのアルバムの良さも今ならなまらわかる。

・坂本龍一「async」
雑誌やネットのインタビューを読んで色々気になって購入。地味ながらもやはり世界の最先端で、大病と年齢と膨大な音楽キャリアの果てに行き着いた一つの「人生感」的な境地も感じる一枚。

・Juliana Hatfield「Pussycat」
アルバム出せばこのランキングに入る事確実の自分的「この世で一番好きな女性アーティスト」のジュリアナ・ハットフィールドの新作は地味ながらも飽きの来ない良盤。原点回帰かつ、ここ数年の路線とのちょうどいい融合が昔からのファンにも気持ち良いと思われます。いつか生で観たい。

・Charly Bliss「guppy」
まるで90年代のオルタナギターポップの様な音の新人バンドの2017年のデビューアルバム。ウィーザー近辺とかヴェルーカ・ソルトとか好きだった人にはツボだろうなー。あと、今回のランキングにはエントリーしなかったけど、ウィーザーの新譜は逆に全然ギターポップっぽくなくていたけどそれはそれで良かった。

・Teenage Fanclub「GRAND PRIX」
今年も新譜でもなんでもないけど、書い直したCDが車の中に入っててヘビロテだった。再生回数ならコレがダントツで一番かも。お風呂入りに赤いベレー行った帰りの車内で聴くと、阿寒の山々とこのバンドの音世界がベストマッチングでした。

・NICK DRAKE「PINK MOON」
ふと、凄くニック・ドレイクが聴きたくなって、調べてみると数日後に紙ジャケCDがリリースだと言うので運命を感じてポチッた一枚(今年は、新品でCD買う時はほとんどAmazonだったなー)。
ほぼ全編ニック一人での弾き語りのこの作品は今のボイスメモフォークにも通ずる内省的な一枚。

・ギターマガジン2017年11月号「ビッグマフ特集付録CD」
ファズの定番エフェクター「ビッグマフ」を特集したギターマガジンの付録CDなのだがトラックや音像のカッコ良さと名越由貴夫が吉村氏の機材を使ってブッチャーズのリズム隊と収録した「kocorono session」なんかもあって震える。

・米津玄師「BOOTLEG」
発売前から評判が良かったたので期待大で買った本作。個人的には今までのアルバムの方が好きだがコレはコレでまた良しだし今風なアーティストの新譜も一枚くらいあった方が良いなと言う事で今回はギリでランクイン(笑)。

・Björk 「Utopia」
iTunes Storeで全曲視聴したら(コレもホント便利。良い時代になったもんだ)前のアルバムより全然良さげな感じだったのでAmazonでCDを購入(もうちょいしたらiTunes Storeでそのままデータ購入とかしてるんだろうなあ)。安定のBjörk 。

・V.A.「ACTION TIME VISION」
70年代のレアなブリティッシュ・パンクの音源を集めた4枚組のコンピレーションで個人的には昨年聴いた中でのベストアルバム。ピストルズやクラッシュ等のメジャーなバンドじゃないもうちょいディープなパンクバンドに興味のある方は是非。

※ベテランパンクバンド「原爆オナニーズ」のVo.
タイロウさんによる超詳しい解説記事はコチラ。
http://fujiyama.press.ne.jp/taylow238.htm


今日の一枚
V.A./国分和三盆マイベスト2017(希望者いましたらCDあげます)

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