ブログ THE 鞍手組青少年部

No Nenbutsu, No Life !
心ゆたかな青少年をはぐぐむために。

スタッフひとりごと

2009年05月29日 09時47分10秒 | スタッフひとりごと
だんだんと梅雨が近づいているなぁと感じる今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

今日の朝日新聞に「臓器移植に仏教の視点」という記事が載せられていました。

臓器移植に対する仏教各宗派の見解として、

天台宗   容認
日蓮宗   容認
浄土宗   慎重
真宗大谷派 原則反対

という見解を示しているようです。

同じ仏教と言っても、臓器移植に対する見解は宗派によって異なっています。

臓器移植の問題は脳死の問題も絡んでくるので、何をもって死と判定するのかという事も大きな問題です。

心停止が死なのか、脳死が死なのか。

この死というものを規定することはとても難しい問題だと思います。

医学的、法律的に死を規定すると、倫理的に受け入れられないこともあると思います。

だからこそ仏教の視点という、宗教から見た「いのち」の捉え方が必要とされているのでしょう。

私も一人の僧侶として、「いのち」というものをどう捉えるのか考えさせられる記事でした。