万国時事周覧

世界中で起こっている様々な出来事について、政治学および統治学を研究する学者の視点から、寸評を書いています。

汚名をすすぐ日本と汚名を着る韓国

2011年12月18日 15時25分37秒 | アジア
「第2、第3の少女像も」=韓国大統領(時事通信) - goo ニュース
 韓国政府が、日本大使館前に”従軍慰安婦”の記念碑の建設を許可したことから、日本国内では、虚構を根拠に賠償請求を迫る韓国に対する批難の声が高まっています。

 韓国人”従軍慰安婦”が、”嘘”であることは既に判明しているのですから、韓国政府は、日本国政府から誣告罪と名誉棄損で訴えられるべき立場にあります。ところが、信じがたいことに、大使館前の少女像では飽き足らず、さらにエスカレートして、”第2、第3の少女像”を建設すると脅しているというのです。首脳会談の席で、野田首相は、この問題は解決済みとする日本国政府の立場を伝えたものの、その一方で、人道的な措置を検討するといったニュアンスの発言もしていました。しかしながら、既に人道的な措置は、村山政権時代に「アジア女性基金」の設立で試みられており、この基金からの支援金受け取りを拒否したのは、韓国側の方です(多額の使途不明金が発覚…)。虚言で日本国を陥れようとした韓国人女性を救うことが、人道的な措置なのでしょうか。自称”従軍慰安婦”のために、日本国という国が汚名に甘んじることは、正義に適っているのでしょうか。いずれにしましても、再度、日本国政府が、人道的措置を提案しても、韓国は受け付けないはずです。韓国政府は、あくまでも嘘をつきとおし、日本国政府に戦争犯罪を認めさせ、賠償を引き出したいのです。

 李大統領は、”従軍慰安婦”問題を解決しなければ、”日本国は永遠に負担を抱え込む”と発言していますが、”永遠に負担を抱え込む”のは、倫理に反して強欲な要求を平然と付きつけてくる韓国なのではないかと思うのです。日本国は、過去の汚名をすすぐことはできますが、捏造された犯罪を根拠に、他国を侮辱したという韓国の現在の行為は、事実として永遠に残るのですから。

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2 コメント

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朝日新聞の誤報 (野田メタボどじょう)
2011-12-18 18:22:16
従軍慰安婦問題は、キーセンとして人身売買され慰安婦になった女性について、「強制連行されていた」と1991年8月に、反日・朝日新聞が意図的に誤報したのが、ことの始まりである。
野田メタボどじょうさん (kuranishi masako)
2011-12-19 14:43:13
 コメントをいただきまして、ありがとうございました。
 この件は、朝日新聞社の捏造記事の掲載に端を発するのですが、韓国政府も、日本国政府に賠償を要求する以上、事実関係を確かめる必要が当然にあるはずです。歴史的にも、法的にも、根拠なき請求など、国際社会では、不可能なのですから。

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