万国時事周覧

世界中で起こっている様々な出来事について、政治学および統治学を研究する学者の視点から、寸評を書いています。

遺伝子ワクチン・リスクをまとめてみると

2021年06月24日 07時19分13秒 | その他

 本ブログでは、6月1日に「ワクチン狂騒曲」というタイトルの記事を掲載いたしました。しかしながら、凡そ20日が経過した今日、当時点では気が付かなかったリスクや理解不足、並びに、うっかりとしたミスや書き落としもありました(大変、申し訳ありませんでした)。そこで、本日の記事では、加筆修正を加え、再度、遺伝子ワクチンのリスクを纏めてみることといたしました(添加物リスクは含まれていません…)。因みに、下記のリスクは、製薬会社やワクチン接種を推薦する専門家が否定していたり、異論がある説も含まれていますが、主に医科学的な見地からの主張を集めていますので、必ずしも’デマ’とは言えないものです。

 

〇接種時のリスク

1.一般的な副反応

全ての遺伝子ワクチンも含むワクチンに共通する一般的な副反応

他のワクチン・リスクと原因は共通。もっとも、コロナ・ワクチンの場合、アナフィラキシーを含め、発熱、倦怠感、頭痛などあらゆる副反応の発症頻度が高く、かつ、強い(特に2度目の接種時)。

2.脂質ナノ粒子の高浸透性リスク

1)高い浸透性⇒血流に乗りACE2を介さない全ての細胞への浸透(自然感染よりも体内の広範囲に侵入)⇒全身における下記リスクの発生

2)PEGの免疫原性⇒強いアレルギー反応

 

〇中・長期的なリスク-コロナ・遺伝子ワクチンに固有(ワクチンとして体内に送り込まれた人工のmRNAが細胞内で翻訳され、新型コロナウイルスのスパイク蛋白部分を生成。これが抗原となって抗体が生成される)。

 

1.脂質ナノ粒子の滞留リスク(ファイザー社は短期間で消滅と説明…)

1)各種臓器への滞留(肝臓、脾臓、卵巣等で48時間後が最大値とも…)⇒消滅までの期間における下記のリスクの発生

2)脂質ナノ粒子固有の有害性⇒肝機能障害…

2.mRNAによるリスク(DNAワクチン、並びに、mRNAワクチンであって遺伝子操作によりもmRNAが長期的に分解されなかったり、幹細胞、生殖細胞、癌細胞に存在するテロメラーゼ等の逆転写酵素により遺伝子内への逆転写が起きた場合)

1)永続的なスパイク蛋白の体内生成⇒下記スパイク蛋白由来のリスクの慢性化

2)逆転写による塩基配列の組み換え⇒癌の発生?未知の健康被害?未知の遺伝病?将来世代へのリスクの継承

3)mRNAの転写異常⇒異常蛋白質の生成(特に高齢者?)

3.スパイク蛋白質によるリスク

1)血栓の発生-無自覚~死亡

・血管の破損⇒全身の何れかの血管からの出血、脳を含む臓器内出血…

・血管の閉塞や狭窄⇒全身の毛細血管の損傷、動脈硬化、動脈瘤、静脈瘤、虚血性心疾患、脳梗塞、腎不全…

2)臓器等への蓄積(脂質ナノ粒子やmRNAが消滅後も残存?)-無自覚~死亡

・血液脳関門通過による脳細胞内での生成(透過性の高い脂質ナノ粒子がベクターとなる場合にはリスクは上昇)⇒脳疾患?認知症?狂牛病様の疾患?

・再生不可能な心筋細胞内での生成⇒心筋炎?心機能低下?心疾患?

・その他臓器におけるスパイク蛋白の生成⇒各臓器の損傷・疾患?多臓器不全?

3)ACE2の阻害⇒レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系の作用不全等…

4)免疫細胞への‘感染’⇒免疫不全?

5)ワクチン接種者によるスパイク蛋白質の排出⇒抗原暴露?

4.抗体によるリスク

1)抗体依存性増強の発生

ADE抗体の増加⇒感染促進、感染時の重症化

2)免疫原罪’or’インプリンディング’の発生(最初の抗体の存在によって類似のウイルスに反応しなくなる)⇒変異種への感染促進、重症化…

3)特定抗体の過剰産生⇒自然免疫の弱体化?

4)抗体の短期消滅⇒一生涯に亘るワクチン接種の定期的接種

5)変異株の出現⇒ワクチン効果の消滅

5.免疫細胞の反応によるリスク

1)メモリーT細胞による免疫反応⇒キラーT細胞や免疫細胞の活性化によるサイトカインストーム…

2)ウイルス由来の同族蛋白質への攻撃

・シンシチン蛋白質への攻撃⇒胎盤形成の阻害…

・その他同族蛋白質への攻撃⇒自己免疫疾患、未知の健康被害…

3)マクロファージ内部の病原体センサーであるTLR7等の異常反応

・修飾されたmRANへの無反応⇒ワクチン効果の減滅、敗血症性ショックに類したショック

 脂質ナノ粒子に包まれたmRNAはスパイク蛋白質に転写され、免疫反応を起こす抗原となりますので、ワクチンには少なくとも従来株に対する抗体を生成することでしょう。この点からしますと、一定の効果は否定できないのでしょうが、ワクチン接種の是非を判断するに際しては、上記のリスクにも十分に配慮する必要があるように思うのです。

*2021年7月13日加筆修正

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