朝昼晩と・・・上下の激しい気温変化が続いていますが・・・
そろそろ、木枯らし1号が吹く季節になってきました・・・。
秋らしい日が続く余裕も無く・・・冬が来て・・・春の気配が感じられるかと思えば・・・
あっという間に夏が訪れ・・・
日本文化を表すような・・・曖昧な季節の挟間を楽しむ・・・四季の移ろいが薄らいでいます・・・。
高温多湿な日本の、夏を旨として・・・住まい造りは考えられて来ました・・・。
火事や地震・・・災害大国に暮らす者として・・・住まい造りに対する創意工夫は時代と共に変化し・・・。
この数十年の間に・・・耐震の基準や火災に対する町作りも大きく変わり・・・・・
感覚や経験で培って来た技術は・・・計算や解析で結論付けられ・・・
建物が建てられそうもない場所に・・・人が暮らすような場所では無い所にまで・・・・
人が棲み家を求めて・・・溢れかえるようになりました・・・。
暖かい部屋で・・・炬燵に入って食べる冷たいミカンや・・・アイスクリーム・・・・
とても美味しく頂いていますが・・・・
極寒の吹雪の中・・・家に入ればTシャツ1枚での暮らし・・・・
エアコン無しの暮らしをしなさいとは言えませんし・・・・
暖房の無い部屋で過ごせとも言えませんが・・・最低限の暮らしを考えても良いのかと思います・・・。
自然の声は小さく・・・気が付かなければ、あっという間に通り過ぎ・・・
でも・・・気付けば、その変化の大きさ・・・存在感に圧倒されてしまいます・・・。
雪景色・・・波打ち際・・・紅葉の山々・・・土を押しのけ芽吹く草花・・・
変哲もない1日でも、確実に変化して・・・・あっと言う間の1年であっても・・・・
365日分の変化は集大成になり・・・上下の激しい気温以上の変化と成長があります・・・。
真綿に包まれた住まいでは・・・成長の息吹も・・・
変わり行く自然の声も・・・聞こえてこないような気がしてしまいます。。