地方だけでなく、関東近県の都市も、高齢化が進んで
若い方々が都会に集中していく・・・(Uターン・Iターンも少しづつ増えているようですが・・・)
限界集落と言われる場所も・・・
伝統技術・農業・林業・漁業・・・技術を持って業界を支えてきた世代も
このあと、10年・・15年・・・と、消滅する村や町があって・・・
失われる技術も出てくるのでしょうか?
自分の仲間で、ある市の地域活性の相談を受けて商店街の方々や・・・
行政の方と打ち合わせをしています・・・あまり前向きではない住民の方・・・
活性化委員会を立ち上げて一生懸命取り組む跡継ぎの若者・・・
イベントを通じていろんな活動の協賛をする地場の企業さん達・・・
皆でひとつの方向に向かうのは時間がかかります・・・。
地域活性は、地元の人達の力で・考え方で・継続して進めていくことが大切なのだそうです。
田舎に行くと、みんな知り合い・皆で活動・みんなで助け合いが当たり前です・・・
それが、わずらわしいと思う方も多いと思いますが、人は一人で生きてはいけません。
以前お伝えしたかと思いますが、茅葺の古民家の屋根葺き替えは村の人総出で行い、
萱の状態を見ながら、「次の~さん家(ち)の屋根は、部分的な補修だな・・・」と
家は皆で守って行くものでした。
世知辛い世の中です・・・・が・・人とのかかわりで心病む事もあります・・・でも
それを救ってくれるのも人なのでは・・?と思います。
以前お会いした方は、関東の田舎に購入した古民家で、農業や、その古民家の修理(DIY)や
趣味を楽しんでいました。
理想だけで生活は出来ません、仕事もしないと生活費は入ってきません・・・
お金持ちばかりではありません・・・
古くからの知恵や文化が、これからの家族のあり方・住まい方を考えるきっかけや
地域活性のアイテムの一つとなれば良いかと思います。