自己満足日記

クラキンのささやかな道楽三昧  2009年3月14日開設

クィーンエリザベスⅡ世 製作記 その5

2015年09月27日 16時47分19秒 | プラモデル製作記(海)
前回までで船体の主要部分がほぼ完成しました。
ここまではキットなりの素組みだったので簡単でしたが、ここからが佳境です。

ボートダビット+救命ボートのワイアリング、甲板周囲の手摺りの自作、マスト廻りの張り線という細かくて、根気と根性のいる「修行のような」作業が続きます。

先ずは船首甲板の貨物用クレーンのワイアリングです。
使用したのはモデルカステインの「ストレッチリギング」の0.9号です。
伸縮性があり、非常に柔らかい上、真っ黒なので抜群に使いやすいです。
先端のフックは真鍮線で作りました。
完全にオーバースケールですが、これ以上小さく作る腕が無いので、「雰囲気重視」と言うことで自己満足。


クレーンを船首甲板に取り付けました。
乗客の大きな荷物や食料、水その他の物資をこのクレーンを使って積み込みます。
客船には必ず付いています。


ボートダビットのワイヤリングです。
実物の鮮明な拡大写真が見つからないので、不鮮明な写真と箱絵を参考に、想像で貼っています。
片方のダビット(写真向かって左)には動力があり、片方(写真向かって右)にはありませんので、張り方に違いがあります。


テストの意味で1セット取り受けてみました。
まぁ、こんなもんで「OK」にしましょう。


ボートダビッドを取り付ける前に特等船室のバルコニーに手摺りを付けなければなりません。
1/450という半端なスケールであることと、客船(手摺りの最上部が木製)であるため、市販のエッチングパーツは使えません。
エッチングパーツを自作するスキルは無いので、0.2mmの真鍮線と1mm巾のプラ板で自作します。
先ず、支柱となる真鍮線を同じ長さに大量に切り出すための治具を作ります。
支柱の長さは5mmと3mmなので、真鍮パイプをその長さに切ります。
それをアイスクリームの棒に穴を開けて差し込み、瞬着で固定します。

このパイプに0.2mmの真鍮線を入れてパイプの長さにニッパーで切っていけば同じ長さで大量に作れます。
金色に見えるのが真鍮パイプで、白く見えるのが真鍮線です。


右舷側の手摺りを付けたところです。(写真がピンボケですみません)


数時間掛かりで、ようやく右舷のボートダビットを全部取り付けました。
片側10隻分です。



まだまだ先は長いですが、今日はここまでです。
正直、肩が凝って疲れました。
こればっかりやっているとモチベーションが下がりそうなので、息抜きに簡単に完成しそうな飛行機のキットを並行して作ろうと思います。
この調子だとクィーンエリザベスⅡ世号の完成は11月の後半くらいになりそうです。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする