中学校の修学旅行は九州地方でしたが、福岡は移動で使った新幹線とバスの乗り換え地に過ぎなかったために、私にとっては実質初めての福岡滞在となりました。
株式会社イグフィコーポレーションが主催、GSAが後援しているイベントで、私のお仕事はビデオカメラとデジタルカメラを持って、会場内をくまなく撮影するというもの。
カメラを使うのは嫌いじゃなく、むしろ大好きなほうなので楽しく仕事できましたが、出来の良さは果たして…ご迷惑になってないことを祈るだけです、はい…
(ご担当の○江さんと○江さん、怒られる覚悟はできていますので、いつでもどうぞ!)
さてRECYCL'artとは、折れたバットや破れたユニフォームなど、スポーツ用品としては再活用できない、つまり「引退した」スポーツ用品を素材として、アートとしてよみがえらせた作品のことです。主旨に賛同してくださった日本のトップアスリートから、実際に試合で使ったスポーツ用品を頂き、それらをプロのアーティストが加工したものもあります。今回の福岡の会場でも、いくつかの作品が飾られていました。
そしてワークショップは、プロのアーティストが子どもたちと一緒に作品づくりを行なうというもので、下は幼稚園の子ども、上は中学生、高校生も参加して、自分の思い思いに、自由に作品づくりを行ないます。(写真がその様子です。)
あと、詳しいことはイグフィのホームページを見てください。
それにしても…
参加した子どもたちは本当に楽しそうに作品をつくっていきます。最初はためらいがちに、スタッフや両親に「やってみようよ」と背中を押されて渋々作っていた子どもも、最後は目が真剣です。作っていくうちに、「今度はこうしよう」とか「あそこには何をくっつけてみようか」とか、いろいろ考えるからだと思います。
さて、ふとわが身を振り返ってみると…
何か楽しく作業しながら、「次はああしよう」「こうしよう」と、楽しく考えをめぐらす時間があるだろうかと、そんなことを考えてしまいます。
「ああしなければならない」「そんなことはできない」と、否定的な考えが積極性を奪っているかもしれないなーと、ワークショップの子どもたちの真剣な様子、それでいて楽しげに作品を作っている様子を見ていると、そんなことを考えさせられてしまいます。
このワークショップでは、最後に優秀作品が表彰されます。
福岡大会では、幼稚園の子どもが見事最優秀賞を獲得しました!
幼稚園の子どもでも優秀作品を作ることができる、世代を超えられる点で、このワークショップは面白いプログラムだなーと感じています。
なんかまとまりがつかなくなったのでこの辺で…