＜読書／マダムだもの・小林聡美 作＞

　札幌の地下鉄にあるメトロ文庫は、本が借りれるみんなの本棚だ。「マダムだもの」を「マダムのくだもの」なのかと、何度も勘違いするのだけど、離婚した人の結婚している時の日常からのエッセイは、どんな事を書いているのかなと興味津々に読み始めたのだけど。
　書き方に癖があって、読みにくい本だった。　　
　話に出てくるオットは、オットセイではなく、今では離婚した夫だけど、なにかあからさまで、そのまんまで、夫は傷ついたりしたのだろうかと思ったりした。でも気の毒に思う必要はなく、マイペースなそれぞれ二人が、相手にあわせようとはしないところがわかりました。　
♡こんな読みにくい本も、読み終わってみれば、不思議と面白く、小林聡美という人の「江戸っ子だってね」という雰囲気をみてしまったようです。

変な本：★★★☆☆

　シードルの後ろにあるのが、この本です。