くらしデザインスタジオ@楽(^^)

住まいや街など、様々な暮らしの提案やサポートをする中で、なんとなく気になったこと…!?イロイロです。

エレベーターの表示

2016-12-18 | 街のモノ

最近、公共などのエレベーターで見かけるようになってきた、ドアの動作をLED点滅で伝えるシグナルです。三菱電機と東芝エレベータは、電車のようにドア上の枠部分に表示があるのですが、日立ビルシステムの「ドアシグナル付きマルチビームドアセンサー」http://www.hbs.co.jp/products/urban/em/elevator/standard/ua/safety/は、このようにドアのセンサー部分の先に付いてます。このドアに付いている方が、視界に入りやすいので効果があると感じます。

普通にエレベーターを利用していると、ドア自体は動きが見えるものなので、視覚的な注意喚起が必要なのかなと思ってしまいます。ですが、音声による注意喚起が必要なことを考えると、その音声が認識できない人のために視覚的な注意喚起が必要と感じられ、バリアフリー法や関連条例で定められていることが理解できます。


久喜市の新井病院に設置されていたこのエレベーターですが、1階は前後両方が開くようになっていました。来院者動線と職員動線を兼ねているのかなと想像しますが、「正」と「背」という表記をするのか、と思いながら乗ってました。メーカーの仕様なのかまでは調べてませんが、「正」面ではなく、「正」しい方と思えて、左を押さなければいけない感が面白い感覚です。