くらしデザインスタジオ@楽(^^)

住まいや街など、様々な暮らしの提案やサポートをする中で、なんとなく気になったこと…!?イロイロです。

住戸の専用庭への門

2015-09-15 | 街のモノ

さいたま市北区にある「アーベイン大宮」というUR都市機構の賃貸住宅です。団地内のコミュニティ道路に面する1階の住戸は、玄関とは別に、住戸専用庭へ直接出入りできる門が付いていました。その分工事費用がかかるで、一般的にはあまり見ないですが、URの賃貸住宅ならではなのかもです。

この前のコミュニティ道路を歩いていると、各住戸が通りに対して閉じていないので、住宅が通りに対してなんかしら関わりを持とうとしている感じが良いです。通り沿いの景観は、見た目ではなく、沿道の住んでる人のこういう通りとの関わりの表れたモノだと、私はずっと思っています。

5段の階段になっていますが、これをスロープにしたら、車いすの人も広い庭側から住戸へアプローチできそうかな、と思ったら、本来の玄関がちゃんとスロープ対応になっていました。

この門からの出入りは、どういう感じで使われているのでしょうか。住戸との出入りは、普通のサッシのようなので、外から鍵は掛けられないので、出かけるわけには行かないですよね。ご近所さんがちょっといる~っとか、子どもが遊びに行って来たよ~っなど、縁側から訪ねてくるような感じでしょうか。