くらしデザインスタジオ@楽(^^)

住まいや街など、様々な暮らしの提案やサポートをする中で、なんとなく気になったこと…!?イロイロです。

ドア傷と電動車イス

2007-12-01 | 地元地域の活動

だいたい毎週土曜日におじゃましている、はあとねっと輪っふる。
今日は、父子ともにダウンで行けず、少々ご無沙汰に。
はあとねっと輪っふるは、http://saitama-toyopet.net/に。

輪っふるでは、埼玉トヨペットの本社内に、パン等の販売に行く。
2週間前に行った時には、その販売に私もいくさんも手伝いにいった。
社員の方と話しながら、いくさんもそそのかされて、
「パンいかがですかー!」とか、その気になって言っていた...。
最近は、お金のやりとにも興味があるらしく、
やたらと金庫のお金を数えては、お金の整理をしてた。
でも、おつりを渡そうとしても、さすがに、おつりがいくらかは分かんないらしい。

その時に、本社オフィスの入口のドアに、たくさんキズがあるのに気づく。
販売には、手動や電動の車イス利用の方が、たいていいつもいっしょ。
中でも、電動車イスの方は、間仕切りドアの幅に対して結構ギリギリ。
そううまいこと、ドア間口に対して直角に進入できる訳ではないので、
曲がりながら入っていくと、どうしても足を載せるトコが当たったりする。
キズが全て車イスと言う訳ではなくて、台車とかもあるのだとは思うけど...。

電動車イスを操作したことある人なら分かると思うけど、
あのジョイスティックで真っすぐ走らせるのは、慣れないと難しい。
車のハンドルとかと違って、車イスの方向を変える操作の感覚ではなくて、
常に、自分の進みたい方向に、ジョイスティックを傾ける、っていう感じかな。
あんなに敏感でなくて、ハンドルぐらいルーズでもと思うのだけど、
そうすると、室内の狭い所で、うまく方向が変えられなくなってしまうそうで。

で、そんな狭いドアを通って、オフィスの狭い通路を通ってまで、
買ってくれる人の所へ行こうとしているってことかなと。
このドアのキズは、そういう努力を続けているってことのの勲章かなと。
もちろん、キズやオフィス内での販売を、大目に見てくれている会社にとっても。
楽な場所に販売を構えて、買いに来てくれるのを期待するだけでは、
新しい関係の広がりも少ないし、そもそも商売としてどうかと...。
ここら辺でも、販売と販売ごっこ?の境を、感じたりしたのでした。