こんにちは。
さあさあ!この日がやってきました!
ここ数日、モロミを遠心分離機にかけ、きき酒しながら「もとやん」「こうじやん」と搾りのタイミングを待っていました。
本日、日本酒度+5.1、酸度2.0できき酒の結果・・・「搾りじゃ!」
我々初めての生モト造り、酒母の麹米の洗米からだと・・・延べ66日間(モロミ日数32日)、待ちに待った「天吹 生モト 純米大吟醸」の搾りです!
斗瓶に集まってくるお酒・・・これまでの「努力の結晶」に感動です!
もちろん、出来具合を確かめるべく・・・きき酒します。
・・・こ、これは・・・!
初めて生モトで試行錯誤を重ね、蔵人の持てる力を発揮し、心を込めて醸したこのお酒、多くを語る必要はありませんね。
是非、皆様がご自信で確かめていただきたい!
現在、このお酒を詰める為の瓶も製作中です。
単なる普通の瓶には詰めたくありませんし、ラベルも色々と思案中です。
そこで、このブログをご覧の皆様に、お願いが・・・
この「生モト 純米大吟醸」および、これに続くであろう来年度の「生モト 純米吟醸」「生モト 純米」の『生モト・ライン』を・・・
一緒に育てていただきたいのです!
これまでの概念を覆す様な奇抜なアイデアでも何でも結構ですので、皆様のお力をお借りしたい!
素晴らしいアイデアを頂いた方には感謝の気持ちとして・・・
私個人から、この「生モト 純米大吟醸」をプレゼントいたします!
よろしくお願いします!
今後、瓶やラベルの製作状況もブログで公開していきたいと思いますので、同業者の方は・・・アイデア取っちゃイヤですよ!
←初めての「生モト」の搾り記念に・・・「ぽちっとな!」
コメント有難うございます!
返信が遅くなりまして申し訳ありません。
吊るし搾りの件ですが、確かに酸素に触れている時間は多いように感じますね。
しかしながら、吊るし始めから斗瓶3本取りきるのに2時間位ですし、圧力をかけないで搾る事のメリットの方が大きい様な気がします。
香りの変質等に関しましては、機械での搾りと比較しましても、香りの立ち上がり、柔らかさ、味の滑らかさ、どれを取っても吊るし搾りが優れているように思います。
また、モロミの輸送も、ピストンポンプを使用せず、ひしゃくで汲み上げる吊るし搾りは手間はかかりますが酒質が優れているように思います。
酸素に触れることによる香りの変化等実際には起きているとは思いますが、総合的には吊るし搾りは有効であると思います。
現在実用化されている搾り方法の中で1番理想に近い酒質を得られるのは、遠心分離法の様な気がしますが、搾る事の出来るお酒が少なくなりますので・・・価格が高くなってしまいます。
悩ましい所ですね。
Ginzouの勉強不足でした。
無酸素の部屋で搾ったら最強の搾り方法ですね!
勉強になりました☆