こんにちは！
本日の画像は、「
ぷち大吟」の「追い水」の様子です。
分かりにくいのですが、「ひしゃく」で水を撒いています。（左下の丸いのが「ひしゃく」の影、キラキラと輝く仕込み水！）
「追い水」は、モロミの発酵管理のなかで「糖化と発酵のバランス」をとるのに重要な操作で、簡単に言うと、仕込み水で薄める事です・・・（決してお酒の量を増やすために行っている訳ではありません！）。
モロミ初期は高糖濃度で酵母にとって快適な環境ではありませんので、少し薄めてあげることで元気に増殖してきます。
その証拠に？追い水後は泡がブワッ！と出てきて、酵母たちの喜びを感じます！
通常は酵母の増殖を促すために、モロミより暖かい温度の仕込み水で「追い水」を行うのですが、今年は気温が暖かく温度制御が難しいので、特別に冷水での「追い水」としました。
白米に対し１０％、1℃の水を入れてもモロミ全体の温度は0.5℃しか下がりませんが・・・流動性が上がることとの相乗効果で低温発酵の手助けになればと思います。
